サブスクリプション時代、世界の人がアニソンを聴いてくれるアニメの力
――今、アニメは1クールに60本以上も放送されています。その多くにアニソンがあって、さらにサブスクリプションで観られ続けるという環境で、アニソンの存在感が増えてきています
ありがたいことですね。アニメの楽曲で私を知ってくれた人は、アニメファンが1000人いたら1人ぐらいがライブに来てくれるぐらいの比率かなと思っています。アニメやサブスクリプションで世界でたくさんの人が聴いてくださることと、自分がステージで歌って目の前の300人が涙してくださること、どっちも代え難い喜びです。
――作家とアーティスト業、「どちらも100%でやっています」とよく言われていますね
作家としての活動で学んだことがアーティスト活動に生きていますし、その逆もあります。アーティストとしての自分と作曲家としての自分、どちらも大切なものとして存在していて、違うものではないんです。今日のライブも、シンガーソングライターとしての草野華余子を、作曲家としての草野華余子が支えてくれているような、そんな気持ちでした。
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