本日最終日の東京オリンピック。7月23日に行われた開会式では、大坂なおみが最終聖火ランナーを務めた。実は、最終聖火ランナーが大坂なおみであることを予想し、見事に的中させた人物がいる。お笑い芸人の有吉弘行だ。
有吉は昨年に放送された「クイズ☆正解は一年後」(TBS系)で「東京オリンピックの最終聖火ランナーは?」との問題にスタジオメンバーで唯一大坂と回答。「今どきのメッセージ的にね」と選んだ理由を語っていた。
そんな有吉はこれまでにも、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(JFN系)において、数多くの“予言”を的中させている。
2016年には、「キングオブコント2016」の優勝予想を聞かれ、「ずばり、ライス」とライスの優勝を見事に当てた。さらに2019年の「M-1グランプリ」でも、「優勝してほしいのはミルクボーイ。ミルクボーイ、おじさんで面白いよ」(2019年12月8日放送)、「優勝ね、個人的にはミルクボーイとか」(2019年12月22日放送)と話し、的中させている。
ライスにしてもミルクボーイにしても、優勝前には全国的な知名度はそこまで高くなく、注目もあまりされていなかった。そのなかで、大会前に優勝予想をしていた有吉は見事として言いようがない。
また、「R-1ぐらんぷり2020」でも、「個人的に応援してるのは当然野田クリスタル。体が一番良い」(2020年2月23日放送)と「野田クリスタルを優勝じゃないかと予想している」(2020年3月8日放送)と述べ、野田クリスタルの優勝を当てた。さらには「キングオブコント2020」の優勝者・ジャルジャルについても、大会前に「私はもう、ジャルジャルでいいんじゃないか。優勝に近いような結果は残しているけどな、ずっと」(2020年9月13日放送)と話していた。
予言が当たっているのは、もちろんたまたまというのもあるだろうが、後輩であるアルコ&ピースの平子祐希が、テレビ朝日の公式YouTubeで配信された納言・薄幸との対談で「有吉さんがすごいのは、プレイヤーでありながら監督目線。今、もう中学生がまたすごい出ているけど、あれも『サンドリ』から。(有吉さんは)こいつはこういう面白さがある、こういう風に言ってあげるべきだという、ジャンルとチャンネルがめちゃくちゃ多い人」と評したように、有吉が豊富な知識と視点を持っていることも一因だろう。
これまでに多くの予言を的中させた有吉は、ラジオでは「太木良子先生」を自称することもある。今年も「キングオブコント」や「M-1グランプリ」などの賞レースが控えているが、“太木先生”はどんな予想をするのだろうか。