「リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様」完成披露試写会舞台あいさつが8月21日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。同イベントには、原作・製作総指揮を務めた許斐剛、主人公・越前リョーマ役の皆川純子、神志那弘志監督が登壇。またこのたび、公式応援団に就任した四千頭身がサプライズで登場した。
「テニスの王子様」(集英社 ジャンプ コミックス刊)は、1999年より「週刊少年ジャンプ」にて連載がスタート。現在「ジャンプ SQ.」にて連載中の続編「新テニスの王子様」を合わせ、累計発行部数6000万部を突破している。
本作は、さまざまなメディアミックスでファンに愛され続け、10月でテレビアニメ放送開始から20周年を迎える「テニスの王子様」の初の劇場3DCGアニメーション作品。
皆川純子「さすが乾先輩です」
9月3日(金)の全国上映に先駆けて本作を鑑賞したお客さんの大きな拍手に迎えられ、皆川、許斐、神志那監督がステージ上に登場。皆川がリョーマの声で「みんな楽しかった?」と呼び掛けると、さらに大きな拍手が起きた。
本作は、構想から完成までにおよそ5年間費やしたというファン待望の新作。MCの角谷暁子アナウンサーが、許斐に作品を作ったきっかけを尋ねると「乾に聞いたところ、作品を作ろうと思ってから今まで5年と6カ月と18日かかったようです」と、「テニスの王子様」シリーズに登場するキャラクターで、データテニスを得意とする乾貞治にちなんで回答。皆川も「さすが乾先輩です」とにっこり笑顔を見せた。
続けて許斐は、今作を3DCGアニメーションにした経緯について「『テニプリ』の新しいアニメを作る時に2Dっていう声もすごくあったんですけれど、私は3DCGでやりたいという思いが変わりませんでした。2Dで作ったら、ファンの人たちは喜んでくれると思うんですけれど、やっぱり新しい世代の人たちにも『テニプリ』を知ってもらって、見てもらうには原点に返って、リョーマのかっこ良さをお伝えしたくて…すべてを新しくしたくて3DCGをやることになりました」と、熱く語った。
9月3日(金)ロードショー
(C)許斐剛/集英社 (C)新生劇場版テニスの王子様製作委員会
◆公式サイト:https://gaga.ne.jp/RYOMA_MOVIE/
◆公式Twitter:@ryoma3dtenipuri