東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手が8月15日、自身の公式YouTubeチャンネル「マー君チャンネル」に公開した動画で、北海道日本ハムファイターズ・斎藤佑樹投手について語った。
駒大苫小牧高のエースだった田中投手は、2006年夏の甲子園大会、同校の夏3連覇をかけて決勝のマウンドで早稲田実業の斎藤投手と壮絶な投げ合いを演じた。
「【ついに解禁】高3夏の甲子園!今まで話さなかったウラ話」と題して公開された動画で田中投手は、2006年夏大会の早実について「一番勢いを感じていましたね」と言い、「だから、どこかで『負けてくれればいいのに』って思ってましたね、正直ね」と振り返った。
また、田中投手は「大阪桐蔭の中田翔を完璧に抑えていたし、斎藤(佑樹)は」と斎藤投手の活躍に言及し、「ハンカチ使ってハンカチフィーバー。ハンカチ王子っていうそういう流れとかもありましたよね。だから、非常にこちらとしてはやりづらい雰囲気だった」と回顧した。
そして「大会前までは『駒大苫小牧3連覇あるか』みたいな感じだったけど、決勝の時には(自分が)ヒール役みたいな感じの印象になっていましたね」と述べ、「僕、さわやかじゃないから。これはしょうがない(笑)」と苦笑いを浮かべていた。