「幸せにしてあげる」はNG!
敏郎が明子に言った「僕が明子を幸せにしてあげるから」というプロポーズ。「そう言われた瞬間、胸がザワザワして、いても立ってもいられなくなって、同じ空間にいるのも辛くなってきちゃって。だから出て行っちゃったの」と打ち明けた明子。
「私は誰かにもらう幸せじゃなくて、自分で幸せを作りたいの」、「幸せにしてあげる、なんて言う人とは結婚できません」とキッパリ敏郎との交際を断ったのである。
一世一代のプロポーズが、恋人の心を傷つけてしまった悲運。敏郎にとっては寂しい結末となったが、明子が「幸せにしてあげる」という言葉で、自分のパートナーはこの人ではないと気付いたのはラッキーともいえるだろう。
“幸せ”は彼氏や夫に作ってもらうものではない。もし仮に、敏郎が「一緒に幸せになろう」と言えるような思いやりのある男性なら、2人の結末は変わったのだろうか。<彼女のウラ世界、そのまたウラ>なんていう、ハッピーエンドバージョンの世界もあったらいいなと思うような、想像力を掻き立てる作品だった。
文=ザテレビジョンドラマ部
【HP】https://www.kanojo-no-urasekai.jp/
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