溝端淳平(深沢稜・役)コメント
僕は近年先輩方との共演が多かったのですが、この作品はまさに同世代の作品。しかも、今回はさまざまな経験を積んできた同世代が集まるので、非常に武者震いしております。
波瑠さんとは10代の頃に雑誌の仕事やイベントでご一緒したことやドラマ「新参者」(2010年)で共演したこともあり、林遣都くんとも10代の頃に、初めて出演した映画「DIVE!!」(2008年)で共演し、泊まり込みの合宿で連日一緒に過ごしたので、今回の現場は僕にとってもまさに同窓会のような気がします! 10代の頃から知っていて今では多方面で活躍している方々と、30歳を超えてまた仕事で再会できることが何よりうれしいです。
今回演じる稜は主人公・望緒のことを不器用ながら昔から一途に思うと同時に自分の夢を叶えるためにまい進している芯の通った男。稜は山梨で実家のワイナリーを継いでいますが、実は僕自身の実家も曾祖父の代から、酒屋を経営していたので役者をやっていなかったら跡を継いでいたかもしれません。そういう共通点もあり、非常に親近感を覚える魅力的な役です。
視聴者の皆さんも非常にクリーンな印象を受ける役だと思いますが、もしかしたら一番「うそ」が上手いヤツという可能性も…(笑)。僕自身もこの先どんな展開が待ち受けているのか、とても楽しみです。
この作品は原作と脚本もあっという間に読んでしまったほど、引き込まれる物語。謎解き要素はもちろん、各登場人物の心情や業みたいなものが多々あぶり出されていくのでそこもまた楽しめると思います。ぜひハイスピードで展開していくストーリーにのめり込み、最後まで楽しんでください!
Happinet