奥平大兼、ベルリン国際映画祭で英語あいさつ「この作品に参加できて光栄です」＜マイスモールランド＞
俳優の奥平大兼が出演し、第72回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門に正式招待されている映画「マイスモールランド」。そのワールドプレミアが現地時間2月12日に行われ、メガホンを取った川和田恵真監督が現地で挨拶を行った。奥平自身は今回、現地での参加が叶わなかったものの、映画祭へ流ちょうな英語でコメントを寄せ、作品を撮影しての印象などを語った。
「マイスモールランド」は、是枝裕和監督が率いる映像制作者集団「分福」の気鋭の新人監督・川和田恵真監督の商業映画デビュー作。在日クルド人の少女が、在留資格を失ったことをきっかけに“自分の居場所”に葛藤し、成長していく姿を描く。5カ国のマルチルーツを持ち、『vivi』の専属モデルとしても活躍する主演の嵐莉菜が、埼玉に住む在日クルド人の高校生・サーリャを演じ、東京に住む少年・聡太を奥平が演じている。
主演の嵐、そして共演の奥平はワールドプレミアには参加できなかったものの、ビデオメッセージでコメントを寄せた。奥平は流ちょうな英語で「この作品に参加できて光栄です。由緒ある映画祭にご招待いただいたことも」と、まず感謝の言葉を述べ、「本作は日本に住むクルド人少女の物語です。本作の撮影ではじめてクルドの文化にふれ、とても興味深かったです」と、作品に携わった感想もコメント。最後は英語とドイツ語の「ありがとうございました」と感謝の言葉で挨拶を締めくくった。
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