小栗旬主演の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜夜8:00-9:00ほか、NHK総合ほか)の第7回「敵か、あるいは」が2月20日に放送された。源頼朝(大泉洋)の運の強さを「天に守られています」と述べた北条義時(小栗旬)。坂東の巨頭・上総広常(佐藤浩市)と頼朝の初対面は、その義時もヒヤリとするような両者にらみ合いの展開が待っていた。 (以下、ネタバレが含まれます)
義時が広常の元へ交渉に行くと、景時とバッタリ!
三谷幸喜が脚本を務める「鎌倉殿の13人」は、頼朝に全てを学び、武士の世を盤石にした男・義時と、彼を中心に鎌倉幕府将軍“鎌倉殿”を支えた13人の家臣団の生きざまを描く物語。
後白河法皇(西田敏行)が、平清盛(松平健)から頼朝軍の大敗と訃報を聞き絶句した。しかし、それは誤報であり、頼朝は房総半島で再起を図ろうとしていた。有力豪族を味方に付けようと上総広常のもとへ和田義盛(横田栄司)と義時を送り込む。
ところが、広常の擁する二万の兵力は、大庭景親(國村隼)も欲しがり、梶原景時(中村獅童)が交渉に来ていた。味方につくことでの「得は何か」と問う広常に、景時が清盛の威力をちらつかせる一方で、義時は逆に平家に気に入られた者だけが得をする世を改め、我らのための坂東を作りたい、と主張。また「佐殿は天に守られています」「担ぐに足る人物です」と打ち明けたのである。
頼朝が漁師の娘・亀と出会う
広常から返事が来ず、しびれを切らした頼朝は軍勢を北上させる。亀(江口のりこ)という漁師の娘を気に入った頼朝は、夜を共に過ごしていたところ、亀の夫が乗り込んでくると聞き宿の外に避難した。ちょうどその時、景親が差し向けた長狭常伴(黒澤光司)が頼朝の宿を襲った。“天に守られている”頼朝は、またしても命拾いしたのだ。
NHKエンタープライズ
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