阿部寛が主演を務める日曜劇場「DCU」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の第6話が2月27日に放送された。DCUメンバーで潜水士の瀬能(横浜流星)に次々と試練が訪れる展開が続き、視聴者からも「瀬能くんがかわいそう…」「最後まで見届けたい!」と瀬能に寄り添う声が上がっている。(以下、ネタバレがあります)
第6話の舞台は水族館
同作は、海上保安庁に新設された「DCU(Deep Crime Unit)」隊長の新名(阿部)をはじめ個性豊かなメンバーたちがさまざまな水中事件や救助、外部からの侵入対策など難事件に立ち向かう“ウォーターミステリー”。TBSと、ハリウッドでも活躍するケシェット・インターナショナル社およびファセット4メディア社が共同制作するオリジナル作品だ。
第6話では、自殺と見せかけて殺害された女性の殺害現場をDCUが捜査するエピソードが描かれた。女性が溺死させられた場所は、海ではなく水族館だと突き止十めたDCU。瀬能が何十本もの防犯カメラ映像を一つ一つ丹念にチェックするなど地道な捜査が実り、事件は解決を迎えた。
仲間の死、父の疑惑、先輩の裏切り…
その一方で、新名が口にした“瀬能の父・瀬能博士はテロリストだったのではないか”という疑惑は宙に浮いたまま。瀬能自身はまだそのことを知らないが、もし瀬能博士がテロリストだったことが確定すれば、瀬能も海保を辞めなければならないという。
過去の記憶のトラウマから水に入れなくなったり、信頼していたDCUの先輩・隆子(中村アン)を失ったり、第5話では学生時代の先輩・中林(藤井流星)に裏切られるエピソードが描かれたり…と、瀬能は序盤から試練続きだ。