浅野ゆう子が語った“3つの衝撃”
もう一人のゲストである浅野は、2013年公演「天使はなぜ村に行ったのか」以来2度目のゲスト出演。「心から尊敬する座長(三宅)から、私の直談判じゃなく、『出て』って声を掛けていただいたので、一公演一公演、大切に立たせていただきたいと思います」と感謝の気持ちを伝えた。
そんな浅野は、前回の公演で衝撃を受けたことがあったという。「セット転換の時に幕が降りたら、その前で座長と二人で芝居をさせていただくことになりました。何度も何度も稽古を重ね、座長から『絶対にこの幕の後ろに入ってはダメだからね』と強く強く言われておりましたが、初日開けてみたら、幕の前に立っていたのは私だけでした。衝撃でしたね。座長は一体どこに行ってしまったのか。ひとりで芝居をどうつなげればいいのか」と回顧。
続けて、「ラサールさんがきっかけの前にガラガラと戸を開けて(舞台上に)出ていらして、ずっと立っていたこと。これも衝撃でした。そして3度目の衝撃は(春風亭)昇太さん。メガネを忘れて(舞台に)出ていきながら、芝居の途中で『メガネ？ メガネ？』と探していらっしゃる姿、衝撃でした。このたびはどんな衝撃をいただけるのか楽しみにしております」と、3つの“衝撃”があったことを明かした。
熱海五郎一座「任侠サーカス～キズナたちの挽歌～」は5月29日(日)から6月26日(日)まで東京・新橋演舞場で上演。
◆取材・文＝田中隆信
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
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