島崎遥香主演のドラマ「ハレ婚。」(毎週日曜夜11:55-0:25ほか、ABCテレビほか※tvkでは毎週火曜夜11:00-11:30)の最終回である第9話が3月15日に放送された。一夫多妻(=ハーレム婚、通称ハレ婚)の制度で結婚した小春(島崎)が、夫・龍之介(稲葉友)との離婚を決意。夫婦で最後の会話を交わした日から2カ月後が描かれ、視聴者も驚く展開で幕を閉じた。(以下、ネタばれが含まれます)
「ハレ婚は向いていない」と家を出た小春
同ドラマは、2014年から「ヤングマガジン」(講談社)で連載され、累計260万部を突破したNON(構成 手塚だい)の同名コミックが原作。現代の日本を舞台に、条例により「一夫多妻制(=ハーレム婚、通称ハレ婚)」が認められた町で起こる夫1人・妻3人の結婚生活を描く。
前回、第8話のラストで「離婚しようと思うんだ」というセリフを残していた小春。母・直子(宮地雅子)に相談の上、龍之介とゆず(柳ゆり菜)に対して「ハレ婚は向いてなかった」と頭を下げたが、龍之介は離婚届に「サインもしないし、許しもしない。本当の理由は何」と納得しなかった。
小春は幼いままの龍之介を受け入れた
龍之介に対して「もう愛してない。大っ嫌いなんだよ」と言い去った小春は、一人である神社へ向かった。そこは、幼いときに小春が龍之介と初めて出会った場所だった。懐かしい思い出に浸っていると、突然、後ろから龍之介が小春を抱きしめた。「ごめん、本当は好きで好きで耐えられないの」と本音をこぼした。「あなたは子どもなんだね。弱虫で寂しがりやのかまってちゃん。あのときの少年のまま」と龍之介に理解を示して、ひざ枕をしながらおしゃべりをしてキスをした。