上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインを務める連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。3月14日から放送された第20週「1993-1994」で、るい(深津)は故郷・岡山へ。“安子(上白石)編”“るい編”につながるさまざまなサプライズが盛り込まれ、視聴者を熱狂させた。(以下、第20週までのネタバレがあります)
るい、算太の来訪をきっかけに岡山へ
第93回、失恋に落ち込む桃太郎(青木柚)のエピソードから幕を開けた第20週。桃太郎を励まそうと錠一郎(オダギリジョー)がトランペットを持ち出し、いまだにトランペットを吹けないことと、「トランペットが僕にサヨナラを言うてる」という素直な思いを明かした。
ほどなくして、算太(濱田岳)がるいの前に名乗り出た。第95回では算太がるいに通帳を託して亡くなり、それがきっかけとなって、るいたち一家は岡山へ。
雪衣(多岐川裕美)の話から、るいは、算太が雉真の家を出た経緯や安子が慌てて追いかけた理由、そして算太が遺した通帳の意味を知った。続く週後半では1994年8月15日、50回目の終戦の日のエピソードが描かれた。
定一の息子・健一役で世良公則が登場!
第96回では、るいと錠一郎がジャズ喫茶「ディッパーマウスブルース」を訪れる様子が描かれた。店を切り盛りしていたのは定一(世良公則)の息子・健一(世良2役)。るいはそこで安子と稔の初デートのエピソードを聞き、2人の人柄を知ることに。
視聴者にとっても、健一が戦地から生きて帰っていたことは嬉しいサプライズとなった。また、健一の孫・慎一(前野朋哉)が買ってきたおはぎの包みに「たちばな」の屋号が印刷されていることも、“新たな謎”として大きな話題を呼んだ。
NHK出版
発売日: 2021/10/25