映画「女子高生に殺されたい」の公開記念舞台あいさつが4月2日に東京都内の劇場で行われ、出演者の田中圭、南沙良、河合優実、莉子、茅島みずき、細田佳央太と城定秀夫監督が登壇した。
映画「女子高生に殺されたい」
同作は、古屋兎丸による同名コミックを映画化したもので、外見からはうかがい知れない二面性を持つ主人公の危うい欲求や衝動をのぞかせながら、予測不能のストーリー展開、スタイリッシュなビジュアルで見る者をほんろうする心理サスペンス。
女子高校生に殺されたいがために高校教師になった男・東山春人(田中)は、人気教師として日常を送りながらも“理想的な殺され方”の実現のため、9年間も密かに綿密に“これしかない完璧な計画”を練ってきた。
「完全犯罪であること」「全力で殺されること」という理想の条件を満たす唯一無二の女子高校生を標的に、練り上げたシナリオに沿って真帆(南)、あおい(河合)、京子(莉子)、愛佳(茅島)というタイプの異なる4人にアプローチしていく、というストーリー。
莉子「(田中は)私たちの世代にも目線を合わせて話題を作ってくださって」
舞台あいさつでは、共演者たちが田中とのエピソードを披露。
南が「お芝居している中で、普段とのギャップがすごいなと感じました。(東山の)狂気さや変態さが、普段の田中さんからは想像できないものになっているので」と明かすと、田中は「普段からあれだったらヤバいよね(笑)」とツッコみ会場を沸かせた。
また、河合は「完成披露の時に田中さんが『年下のキャストのキラキラ感に罪悪感を感じた』っておっしゃっていたのですが、確かに『スムーズには入れる現場ではないだろうな』って思っていたんですけど、そういうことは全く感じさせず、いろんな場面で現場の空気を和ませてくれて、そういうところはさすがだなって思いました」と告白。