若月佑美、撮影でカースタントを体験「すごい経験。すごくドキドキしました」<劇場版ラジエーションハウス>
撮影でカースタントを体験「何かが起きる怖さというのを体感できました」
――公式サイトには、山崎さん演じる圭介と車に乗っているシーンが作品全体のクランクインだったと書いてあったんですが、現場の雰囲気などはいかがでしたか?
すごく私は緊張していたんですけど、鈴木(雅之)監督がとっても気さくな方だったので、笑顔でクランクインを迎えることができました。
その車のシーンは、全体のクランクインということもあったんですけど、すごく丁寧に撮ってくださって、この一瞬のシーンを撮るために長い時間かけて準備をしたこともいい経験になりました。
あと、スタントの方が運転する車に私も一緒に乗せてもらっていたんですよ。すごい経験でしたね(笑)。プロの方なのでしっかりスピードを出しながらも、カメラから1mもないくらい寸前のところできっちり止まって、すごくドキドキしました。
きっと夏希もそういう気持ちだったんだろうなって思いましたね。突然車が急ブレーキをかける怖さとか、何かが起きる怖さというのを体感できたので、そこはすごく良いスタートを切れたなって思います。
――山崎さんとは現場でどんなことをお話ししたんですか?
山崎さんとは“はじめまして”だったんですけど、私はあまり自分から話しかけにいけないタイプなので、どう話したらいいだろうと静かにしていたら、山崎さんから話しかけてくださりました。
役者としてのお話もたくさん聞けましたし、音楽の話も聞けたりして、すごく実になるお話をたくさんしていただきました。撮影が終わったらツアーの東京公演があるということだったので、そちらにお邪魔させていただいたりもしました。
――ツアーのステージに立つ山崎さんというのはまた別の姿だったと思いますが。
歌がお上手なのはもちろん皆さん周知だと思うんですけど、MCもとっても面白いなって思いました。ソロのコンサートなのでおしゃべりするのは1人なんですけど本当に面白くて、最後まで楽しませていただきました。
やっぱり多才だなというか、お芝居のときはいい意味で遠くに感じない、私の夫という役を踏まえたスタンスでいてくださるんですけど、コンサートとなると本当に輝きがまた違って、すごいなって尊敬しました。
――若月さんと山崎さんの出演シーンは、雨のシーンが印象的だったんですが、雨のシーンだからこその大変さはありましたか?
あのシーンは、私より山崎さんが大変ですよね(笑)。どんなシーンかは観てもらえればと思うんですけど、撮影しながら山崎さんを見ていて心苦しくなるというか。
テイクも何回か重ねていくんですけど、その中で山崎さんがビショビショになりながら思いを伝えてくれる姿とか、そういうところに夏希としてとても心打たれました。雨なのにとっても幸せを感じる、そんなシーンになっていると思います。
ポニーキャニオン