5月15日(日)放送の「AKB48チーム8のKANTO白書 バッチこーい!」(毎月2回日曜夜11:30-0:00、チバテレ)は、MC・鈴木拓が新型コロナウイルス感染のため欠席。放送開始から4年半で初となる事態に、鈴木の相方・塚地武雅が番組に初登場する。ほとんどのメンバーが初対面となる中、ゲストMCとして番組を盛り上げた。初収録後に塚地を直撃。チーム8メンバーの印象や番組のこと、鈴木についても聞いてみた。
どんなテイストの番組か分からなかった
――「バッチこーい!」を見たことはありましたか?
(チバテレのみの放送で)番組を見るのはできないんですが、“鈴木がMCをやっている番組”というのは知っていましたけど、それぐらいですね。
――以前、清水麻璃亜さんがドランクドラゴンさんのコント「一発ギャグ屋」を完コピし、その映像をTwitterに投稿した時に、少しだけやり取りしたことがありましたね(2021年1月7日)。
ありましたね。Twitterで僕たちの「一発ギャグ屋」をやっているというのを聞いて、(見たら)丸々コピーしてくれていて。なので、(そういうこともあったので番組は)知っていました。
でも、どんなテイストの番組か分からなかったので、本当に今日1本撮ってみるまで…映像でも見たことがなかったので。本当に初めての番組みたいな、新鮮な気持ちで来た感覚です。
――では、この番組で拓さんがどんなMCをしているかも知らなかったんですね。
(コンビ間で)お互いのピンの仕事事情とかあまり把握してないんですね。なので、気が付いたら(新たな仕事を)やっているとか、何か別の番組で(共演者に)ごあいさつされて「あぁ、そうなんや」って知るような感じだから、(この番組の様子も)何も知らずというのが正直なところですね。
アイドルでありながら「めっちゃお笑いをやっている」
――では、初めての「バッチこーい!」、そしてメンバーたちはいかがでしたか?
なかなかなむちゃ振り度合いのことを、よくやっているなとは思いました。アイドルの番組って結構守ってもらえる構成みたいなのが多いじゃないですか。でも、結構投げっぱなしみたいなところというか。もちろんどっちに転んでもいいような内容にはなっていますし、ディレクションもしてくださっていますけど、やっている当の本人らは“どうしよう、ああしよう”ってすごく頭を使いながらやっている感じだったので。なかなかの試練を与えているなと思いましたね。心が強くなるんじゃないのかなって。
心折れかけているけど、何とかして立っているみたいな姿を見させてもらった感じがします。逃げ出す方が楽なのにしないから、もまれてきているし、もまれなきゃいけないと思っているんだろうなと思ったし、そんな中でもちゃんと面白いことをしようって手探りしながらやっている感じは、やっぱりアイドルでありながら「めっちゃお笑いをやっているんだな」と思いました。
――“オタク気質”って言われる塚地さんから今のAKB48はどう見えていますか?
あからさまに、1曲前の「根も葉もRumor」から変わりましたよね。ダンススキルみたいなものも難しそうなテイストになって。そして、群舞といいますか、大人数で合わせてね。こんな言い方をしたら失礼ですけど、(こんなに)踊れる子らじゃないと思っていたから、それには驚きました。進化して、「時代を作るぞ!」という気迫みたいなのを感じます。たぶん、全員共通して思ってそうじゃないですか。「輝かしいAKB48の時代にもう一度」みたいな。熱量は感じますね。
毎月2回日曜夜11:30-0:00
チバテレで放送
MC=吉川七瀬
ゲストMC=塚地武雅
5月15日出演=岡部麟、本田仁美、清水麻璃亜、髙橋彩音、小田えりな、左伴彩佳
HP=http://www.chiba-tv.com/program/detail/1068
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発売日: 2011/10/17