なにわ男子・道枝駿佑が主演を務めるドラマ「金田一少年の事件簿」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)の第4話が5月22日に放送された。今回、一(道枝)は酒蔵で起きた殺人事件のトリックに挑んだ。無邪気さやポンコツぶりの一方で、謎解きではキリっとする一を、道枝が魅力的に演じている。(以下、ネタバレがあります)
初ドラマ化エピソード「白蛇蔵殺人事件」が展開
同ドラマは、1995年の初放送からシリーズを積み重ねてきた、人気謎解きミステリーの最新作。原作は、「週刊少年マガジン」(講談社)での連載開始から2022年で30周年を迎え、日本のみならず海外でも圧倒的な支持を集めており、世界(12カ国)累計で1億部を超える発行部数を記録している。今回のドラマは、ディズニープラスで世界配信もされる。
主人公である、名探偵・金田一耕助を祖父に持つ天才高校生探偵・金田一一を演じるのは、道枝駿佑(なにわ男子)。一の幼なじみ・七瀬美雪に上白石萌歌、警視庁捜査一課の警部・剣持勇に沢村一樹、一の後輩・佐木竜太に岩崎大昇(美 少年/ジャニーズJr.)がふんする。
第4話は、ドラマ化初のエピソード「白蛇蔵殺人事件」。幼なじみの一と美雪は、家族ぐるみで旅行中のところ、ある殺人事件の犯人を追う剣持と会う。彼らが訪れたのは、白い蛇を神様の使いとして崇めている白蛇村。白神家が代々営む造り酒屋「白蛇酒造」で連続殺人事件が起きた。この第4話には、寺島進、りょう、岡山天音らがゲスト出演した。
道枝らしい“一”
5代目“一”を演じている道枝。彼らしい令和版の一が出来上がってきている。
普段はトホホな男子だが、事件の謎はIQ180超えの頭脳で解き明かす一。本話では偶然会った剣持が仕事で来ていることを知ると、「仕事!? 何、何？ 仕事って。事件？」と無邪気な表情で迫った。
そんな好奇心が抑えられない無邪気さがありつつも、いざ事件に遭遇するとキリっと引き締まった表情に。懸命にトリックを明かそうと取り組んでいく。今回では、防犯カメラの画像や、写真の背景という細かなところを見て、鋭く解明していた。
犯人を絶対に許さないという意志を持って発する決めぜりふ「じっちゃんの名にかけて」「謎は全て解けた」もビシッと決まっている。一方で、真犯人の心情に迫る場面では、物悲しく真に迫る表情を見せた。
ラストの美雪、佐木と事件を振り返っている場面では、近くにいた子どもたちのボールを投げ返すも、あらぬ方向に。そんなポンコツぶりで、謎解き時とのギャップをうまく出していた。
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