企画で大事にしているのは「彼らがいかに汗をかくか」
「ろくマチ」では演技のみならず、食リポ、コメンテーター、大喜利、モノマネ、謎解きなど、テレビで求められる様々な要素にメンバーがチャレンジしている。
「企画で一番大事にしているのは『彼らがいかに汗をかくか』。得意なことをやっても仕方ない。もちろんファンの方に喜んでもらうことも大切ですが、せっかくテレビでやるなら彼らのことを知らない人にも見てほしいし、そのためには一種ドキュメンタリー的に、頑張る姿を通じて人間性を見せることで、新たなファンを獲得していってほしいと思っています」
企画に合わせ、毎回登場する多彩なゲストも面白さのひとつ。過去にはオードリー春日、もう中学生、松丸亮吾などが出演している。
「企画内容は事前に伝えていますが、ゲストについては知らせずサプライズで登場してもらっています。緊張感を持って収録に臨んでもらえるので。最近は昼休憩中のメンバーが、企画内容から真剣にゲストを予想するようになってきました。全然当たってないんですけど(笑)」
毎回体当たりな企画は、ファンからの反響も大きいという。
「ファンの方々がSNSで、面白い、彼らの普段見られないところが見られたと言ってくださっていて安心しました。テレビは一方通行のメディアですが、視聴者の方とコミュニケーションがとれている気がします。僕らのメッセージがちゃんと伝わって、皆さんの声もちゃんと反映できるような形で番組が成り立っていれば嬉しい。またメンバー本人たちも、楽しみつつ緊張感を持って収録に挑んでくれています。僕らの本気に応えてくれていると感じます」
さらに5月には番組を飛び出し、「ろくマチ」メンバーが「ヒルナンデス！」月曜日のシーズンレギュラーの座を賭けて競うオンラインイベントを開催。結果は荒牧が優勝し、現在6～7月のレギュラーとして出演中だ。
「僕は『ヒルナンデス！』のプロデューサーもやっていまして、レギュラー争奪イベントは過去に一度THE RAMPAGE (from EXILE TRIBE)さんで開催したことがあり、今回が2回目。これまでにも2.5次元俳優がゲストでお昼の番組に出演することはありましたが、レギュラー出演することでもっと多くの方に彼らを知ってほしいと思い企画しました。『ヒルナンデス！』のメイン視聴者は主婦層なのでニーズにも合うし、彼らの魅力のひとつはとにかく嘘をつかないこと。だから情報番組での食リポやロケでも、リアクションが新鮮で視聴者に共感してもらえるだろうと」
TCエンタテインメント
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