杏コメント「オファーされた時は不思議な気持ちでした」
ドラマを見ていた視聴者側だったので、オファーされた時は不思議な気持ちでしたし、現場で実際にMERの皆様とお会いした時はファンのような気持ちにもなりました。
私にとって初めて演じる医療シーンで、言い慣れない用語や難しい医療技術、さらにそこにエマージェンシー(緊急事態)というものが加わるので、いろいろなことが求められる現場でした。非常事態のシーンの撮影では、本当にそれに近い緊張感が現場にあったと思います。夏場の撮影で過酷な時もありましたが、スタッフ・キャストの皆さんに身を預けて現場に臨みました。
鴨居友は一見クールでかっこいい医者ですが、鈴木さん演じる喜多見チーフとはまた違う信念を持った医者なので、それぞれの曲げたく無い思いを演じようと心掛けました。
さまざまな「救いたい思い」が伝わってくる映画だと思います。ドラマからさらにスケールアップして、ものすごい迫力になっていますので、私も映画の完成が楽しみです。
鈴木亮平コメント「“YOKOHAMA MER”は、ずるいくらいカッコいいです」
新しく「YOKOHAMA MER」というチームが出来ましたが、ずるいくらいカッコいいですよね。MERカーも最先端の機材が搭載されているし、服装も爽やかなカラーリングですし、僕も一回着てみたいです(笑)。
杏さん演じる鴨居チーフとは何度も対立し、意見が食い違って言い争います。そこは今作の見どころの一つですね。鴨居友という役は冷静で一見冷たい物言いですが、その中にゆるぎない信念や人間愛、優しさがあるキャラクターです。現場中では杏さんのもっている柔らかさや愛情の深さが鴨居の中に感じられ、一緒に演じていて楽しかったです。
TCエンタテインメント