前原滉&青山テルマの“コミュ力”が刺激に
――ドリームポニーには“人々が平等に学べる場所を作る”という理念がありますが、坂東さんご自身が役者として抱いている信念はありますか。
「自分は常に何者でもない」と思い続けることですかね。「何かをしたから自分はこんなすごいんだ」ということではなく、「自分は何者でもない」と思い続けることによって、新しい自分を見つけられると思っています。
――役者のお仕事は、作品ごとに新たな現場に入ることが多いと思いますが、新しく共演する方やスタッフの方とのコミュニケーションで坂東さんが心がけていることはありますか。
本当にこの職業はいろんな方と出会いや別れの連続ですが、またご一緒できることもある職業です。皆さんとの繋がりだったり、現場で話したことだったりが次にも繋がるので、再度ご一緒した時により良い形でお仕事できるように、現場でコミュニケーションを取りたいなと常に思っています。
僕はおしゃべりも好きですし、人と一緒にいるのが好きなので、日々楽しみながらコミュニケーションをとっているんですが、前原さん、青山さんのコミュニケーション能力は本当にすごいなと…! 誰かが悩んでいたら寄り添って、相手の立場に立って考えることができる懐の深さや、会話の仕方も素敵だなって思います。
これまでは僕が年下の現場が多かったんですが、ここ1、2年は僕より下の年齢の方も増えてきたので、いい助言ができる大人になりたいなと思いますし、自分のことだけに精いっぱいになるんじゃなくて、スタッフさんやキャストの皆さんと支え合えるように、これからもコミュニケーションを取っていきたいなと思います。
――最後に第6話の見どころや、今後の見どころを教えてください。
ここからドリームポニーはいろんな試練を乗り越えていくんですけど、その中でキャラクターそれぞれのバックボーンや人間性だったり、ドリームポニーでの存在意義みたいなものだったりが描かれます。全員が集まった時に生まれるチーム力も高まっていくので、ぜひ最後まで楽しんでいただけたらなと思います!