8月20日(土)に放送される土曜プレミアム「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022」(夜9:00-11:10、フジテレビ系)で、岩田剛典が初主演を務める。岩田は「謝罪」というドラマパートの一作において、転勤で地方のマンションに引っ越してきた会社員・福本光生(ふくもと・こうせい)を、そして、梶原善が光生が住むことになったマンションの管理人を演じる。また岩田は、ホラー作品への出演も初となる。
心霊現象に立ち向かう姿を描く
1999年にスタートした「ほんとにあった怖い話」(通称：ほん怖)は、実際に人々が体験した怖い話をリアルに描くリアルホラーエンターテインメント。心霊体験をした視聴者の証言をもとに、ゾッとする恐怖や心霊現象の不安に翻弄(ほんろう)されつつも立ち向かっていく姿を描く。「ほん怖」クラブリーダーは稲垣吾郎が務め、小学生を中心に構成されたクラブメンバーと共に恐怖体験を紹介していく。また、ドラマパートの「非常通報」には、神尾楓珠、大友花恋らが出演することも発表されている。
「謝罪」あらすじ
仕事で契約に失敗し、地方の支社に転勤となった光生(岩田)。越してきたマンションは昼間にも関わらず薄暗く、不穏な雰囲気を漂よわせる物件だった。
マンションの管理人(梶原)から鍵を受け取り、部屋で荷ほどきをしていると、“コンコン”と玄関のドアをノックする音が聞こえる。時計を見ると、時刻は夜7時。引越し初日の訪問者にいぶかしむ光生。しかしノック音は鳴りやまない。さらに「ねえ…あけて」という女の声も聞こえ、光生は恐る恐る玄関を確かめるが、ドアの前には誰もいなかった。その翌日も、再びドアをノックする音と女の声に悩まされる光生。さらには、泣き声まで聞こえてくる。
そこで翌朝、光生は身に起きた現象について管理人に相談。すると、管理人は口ごもりながらも前に入居していた男性の恋人が訪れた可能性を告げる。しかし、実際には、その女はもうこの世にはいなかった――。
