全成の唱え続ける呪文と豪雨、雷が鬼気迫るシーンに
全成最大のピンチは、時政とりくに言われてやった頼家に対する呪詛の件が、比企能員(佐藤二朗)の耳に入ったことで訪れた。呪詛の証拠となる木人形が見つかり、全成は八田知家(市原隼人)が治める常陸へ流罪が決まってしまう。しかし、所領の再配分をめぐり、立場が悪くなった能員が常陸へ出向き、「実は実衣殿の身が危ない」と全成に呪詛の道具を渡した。実衣を愛する全成は、苦悩の末に呪詛を始め、事はすぐに八田の家人の監視で発覚してしまった。
死罪となってしまった全成。呪文を唱え続ける全成の頭上は雲行きがどんどん怪しくなり、暗くなった。強い雷雨と風が吹き始め、八田の家人が全成を切りつけた瞬間に雷が落ちる壮絶なシーン。肩を切られた鮮血を見て“赤が似合う”実衣を思った全成は「実衣―!」と叫び、さらに大きな声で呪文を唱えた。八田が全成の首を落とした刹那、嵐はやみ、青空が広がったという。
このシーンを目撃した視聴者は、SNSで「まさか全成殿の最期がこんなことになるとは」「実衣と全成の愛に号泣してしまった」「まるで一発勝負の舞台を観たかのよう」「大河の名シーンとして残るな」等、絶賛の声を上げた。「実衣ちゃんと全成のコミカルさが消えたら、あと残るは怖い怖い争いだけだよ…」と寂しがる人もいる中で、今後の展開はどうなっていくのだろうか。ここまで30話とは思えないほどの濃い物語が続いている。
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