アニメ「ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION」10月より放送開始 “夢のかがり火”など名シーン追加
三浦建太郎の人気漫画が原作のアニメ「ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION」(10月より放送開始、TOKYO MXほか)の、新ビジュアルおよび新規カット、楽曲情報が公開された。
「ベルセルク」とは
「ベルセルク」は、全世界での累計発行部数5000万部(紙+電子)を突破した人気漫画。剣と魔法、そして魔物が存在する世界を舞台に、主人公・ガッツ(CV.岩永洋昭)の壮絶なる生き様を描いた、ダークファンタジー作品だ。
新ビジュアル公開!追加シーンには“夢のかがり火”も
この度、TVシリーズとして放送されることを受け、今回の放送では2012年の劇場公開時にはなかった原作人気シーンの1つでもある“夢のかがり火”など、原作珠玉の名シーンが劇場版同様に恩田尚之総作画監督のもと新規カットとして追加されることが決定した。
また、今回公開されたメインビジュアルも恩田総作画監督による描き下ろしとなっている。さらに、既存の数百カットにも手を加え、リマスターとしてバージョンアップされている。佐野雄太監督は、「劇場版の魅力を保つことに配慮しつつ、追加シーンや修正を加えて原作の濃厚な人物描写をさらに深く表現することを目指しました。この作品を通して多くの方々にベルセルクの魅力を伝えられればと思っています」と意気込みを語った。
楽曲情報解禁!EDは中島美嘉、平沢進&鷺巣詩郎による新規楽曲提供も決定
併せて、楽曲情報も公開された。エンディングテーマは、中島美嘉による「Wish」に決定。中島は、「歌詞に散りばめたい詞がいくつか浮かんできて、楽しみながら楽曲ストーリーをつむぐことができました。アニメと共に楽しんでいただけたらうれしいです」とコメントした。
さらに、平沢進と鷺巣詩郎による、TVシリーズ内での新たな楽曲提供も決定。平沢は「あれから10年。主題歌制作をめぐる異質な経験の記憶はその経年にも衰えず永遠の今のように息づいている」と話し、鷺巣は「10年を経て新たによみがえるべく映像表現に、作曲家としての加筆は必須。創造主を失う悲劇は起こった…だからこそ、創造は前進させなくてはならない」と、装いを変えて10年ぶりに公開となる本作品への思いに触れた。