俳優の中川大志が8月19日、都内で開催された映画「ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ」初日舞台挨拶に、同作品で声優を務めた山寺宏一、木村昴、広橋涼、中村正人(DREAMS COME TRUE)と共に出席。8月19日が「俳句の日」であることにちなみ、“今年の夏にしたいこと”がテーマの俳句を発表した。
「お客さんの前に立てるってうれしいこと」
同作品のパート1にあたる映画「ソニックザ・ムービー」のイベントは、新型コロナウイルスの影響により無観客で実施。有観客で初日舞台挨拶を迎えられたことについて、中川は「メークをしている時『お客さんの前に立てるんですよね?』ってちんぷんかんぷんなこと聞いちゃいました(笑)。お客さんの前に立てるってうれしいことですね」と喜んだ。
声優の先輩として、中川にどのようなエールを送ったのか問われた山寺は「僕が育てたようなもんですからね!うそです。ただ一緒にいただけです(笑)」と冗談を交え、「大志を中学生の頃から知っているということが僕の自慢ですから。成長がすごくて、止まらないですよ」と口にした。
続けて「完成した映画を観て、より一層すごくなっているなと思いました。なんて言ったって、ソニックをやりながら鎌倉を支える実力武将を演じているんですよ!」と大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合)と絡めて、称賛した。
印象に残っているシーンは…
また、同イベントでは、チームに分かれて印象に残っているシーンについてトークを展開。ソニックチームは中川、広橋、ナックルズチームは山寺、木村、中村に分けられた。中川が「すごく好きなのが、テイルスの尻尾を布団みたいにして寝ているシーン。あれはめっちゃ可愛いと思いました」と発言すると、広橋は「可愛かったです!私が言いたかった!」と共感した。
さらに、イベント当日が「俳句の日」であることにちなみ、「赤・青・黄」のいずれかを含めて作成した「今年の夏休みにしたいこと」がテーマの俳句を発表。中川が「キンキンに 冷えたビールと 青空と」と俳句を読み上げると、山寺は「大人になったな大志!」と声を弾ませていた。
◆取材・文=大野代樹
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