中村倫也“羽男”、因縁の相手・宮野真守“丹澤”と直接対決へ…有村架純“石子”と共に大手企業に挑む<石子と羽男>
有村架純と中村倫也がW主演を務める金曜ドラマ「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第8話が9月2日(金)に放送される。同ドラマは、東大卒パラリーガル・“石子”こと石田硝子(有村)と1回で司法試験に合格した高卒の弁護士・“羽男“こと羽根岡佳男(中村)コンビが誰にでも起こりうる珍トラブルに挑む“リーガル・エンターテインメント”。
同作は、金曜ドラマ「アンナチュラル」(2018年)や「MIU404」(2020年)、「最愛」(2021年、3作品全てTBS系)を生み出してきたプロデューサー・新井順子氏と演出・塚原あゆ子氏、そして二人とは初タッグとなる脚本家の西田征史氏が手掛ける完全オリジナルドラマだ。
また、石子の恋人で、潮法律事務でアルバイトをしていた大庭蒼生役で赤楚衛二、「そば処 塩崎」で働く塩崎啓介役でおいでやす小田、潮法律事務所の所長で、石子の父・潮綿郎役でさだまさしも出演している。(以下、ネタバレを含みます)
司法試験に落ち続ける石子…その理由が明らかに
8月26日に放送された第7話では、石子と羽男が居場所を求める少年少女たちのために奔走する様子が描かれた。そんな中、東大法学部を主席で卒業した経歴を持つ石子が“弁護士になれない理由”が明らかになる。
「人生って些細なことで変わると思うんです」、そうつぶやいた石子がゆっくりと話し出したのは、忘れたくても忘れられない日の出来事だった。
初めての司法試験へ向かう途中、目の前で女性が交通事故に遭う瞬間を目撃し、その後もPTSD(心的外傷後ストレス障害)に悩まされているという。人生というのは、ほんの一瞬の出来事で容易に変わってしまう。だからこそ、些細なきっかけで人生をいい方向に変えることもできると信じたい。そう願う石子は、一貫して“声を上げてほしい”と訴え続けてきた。
ゆっくりと優しく描かれていく、登場人物たちの過去やトラウマ。完璧でないからこそ、懸命に前に進もうともがくキャラクターたちが実に愛おしく感じる。次回、第8話では羽男の“因縁の相手”が再び現れる。
TCエンタテインメント