Hey! Say! JUMPの中島裕翔が主演を務めるドラマ「純愛ディソナンス」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第9話が9月8日に放送された。クールだった正樹の思いがあふれだす展開となり、中島が視聴者を魅了する演技を見せた。(以下、ネタバレがあります)
心がすれ違う正樹と冴
同作は、新任音楽教師と生徒として出会った新田正樹(中島)と和泉冴(吉川)の純愛を軸にストーリーが展開。タブーと背中合わせの純愛は、次第に周囲を巻き込み、やがて“ディソナンス＝不協和音”となり、ドロドロな展開を生み出していく。
冴の同級生で共にシェアハウスで暮らす朝比慎太郎にHiHi Jets・高橋優斗、元国語教師で正樹の妻となった新田愛菜美に比嘉愛未、冴のアルバイト先であるアプリ会社の社長・路加雄介に佐藤隆太がふんする。
第9話は、ピアノ教室への弁償もあり、不動産関係の仕事を探すも、すでに義父・賢治(光石研)たちの手が回っていて断られた正樹は、抗議に行く。そこで冴たちが住んでいるシェアハウスが立つ土地の権利書を手に入れたと告げられ、さらに愛菜美も行方不明になっていると聞く。正樹は再び賢治の元で働く決意をする。
一方、冴はピアノ教室の壁に正樹のことを中傷する落書きをした慎太郎のためもあり、母・静(富田靖子)にお金を借りて、弁済にあてた。
自分に言わずに行動したことを冴に問う正樹だったが、冴も正樹が元の会社に戻ったと言ってくれなかったことを責めた。「私のこと、後悔してる？」と言う冴に、正樹は思わず「ふざけんなよ…。俺がどんな思いで」と声を荒げてしまう。
正樹と冴は、互いのためを思っての行動ながら、言葉にすることを留めてしまうことで、すれ違ってしまうのだった。
愛菜美に思っていたことを明かす正樹
行方不明だった愛菜美を路加が見つけ、自宅に戻ったと聞いた正樹は、愛菜美の元へ。
部屋のものを片付けながら「全部、捨てるの。で、家の中を空っぽにする。今の私みたいに」と言う愛菜美に、「幸せにできなくてごめん」と謝りつつ、正樹は小説の才能に嫉妬していたことを明かし、「愛菜美は空っぽなんかじゃない」と言った。
愛菜美は初めて聞く正樹の思いに動揺しながら、「自分さえ我慢すれば、丸く収まるって思うの、やめたほうがいいよ。それ、全然優しくないから。相手のためにってやってることが、逆に相手を追い詰めることもあるんだからね」とアドバイスした。
