広瀬すずが主演、King & Prince・永瀬廉が出演する新火曜ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)が、2023年1月クールで放送される。脚本を担当するのは「オレンジデイズ」(2004年、TBS系)以来19年ぶりに“王道青春ラブストーリー”を手掛ける、北川悦吏子氏。今作でTBSドラマ初主演となる広瀬は「言葉の紡ぎ方、交わした方、心ときめきます。ぜひお楽しみに!」とコメントを寄せた。
同作は、これまで数多くの恋愛ドラマを生み出してきた北川氏が“最後”につづる、完全オリジナル青春ラブストーリー。とっくに恋に落ちているのに、なかなか恋が始まらない、夢追う二人の「夢」と「恋愛」の物語だ。
衝撃的な出会いを果たした二人の“恋物語”
今作は、九州の片田舎で育った浅葱空豆(あさぎ・そらまめ)が、幼なじみの婚約者を追って上京した先で、音楽家を目指す青年・海野音(うみの・おと)と運命的で衝撃的な出会いを果たすことから始まる。それっきり、もう一生会うことはないと思っていた二人だったが、なぜか東京の片隅で下宿生活を送ることになる、というストーリー。
野生児みたいな女の子と成功を目指す青年
広瀬が演じる空豆は、男勝りな性格と行動力で竜巻のように周囲の人を引きつけるエネルギーとすてきな笑顔を持つ野生児みたいな女の子。その野生児っぷりに「猿」や「猪」と呼ばれることも。
独特な九州なまりがかわいらしく、天真らんまんで屈託なく育ったように見えるが、実は胸の奥にはいろいろな思いを抱えている。音と出会いひとつ屋根の下で暮らす中で“ファッション”に目覚めていくという役どころだ。
一方、本格ラブストーリー初挑戦の永瀬が演じる音は、大学卒業後に親の反対を押し切って就職せずに音楽の道を選んだ。フリーターをしながら、パソコンで楽曲を制作しリリースする、いわゆる“コンポーザー”として成功を目指す青年。
レコード会社と契約はしているものの、鳴かず飛ばずでくすぶっている。普段は珈琲店でアルバイトをしている、さえない平凡な男の子だ。空豆と出会ったことで、刺激を受け、諦めかけていた夢にもう一度向き合うようになる。
今作が初共演となる広瀬と永瀬。そろっての撮影初日に挑んだのは、空豆と音が衝撃的で運命的な出会いを果たした後のシーン。初日から息の合った掛け合いを見せ、和やかな雰囲気で撮影がスタートした。