「東京コミックコンベンション2022」(以下「東京コミコン2022」)が11月26日に千葉・幕張メッセで開催。メインステージで「東京コミコン マーベルアッセンブルステージ2022」が行われた。
コスプレとアート、どちらも“マーベル愛”満載
同イベントは、マーベル作品のキャラクターに身を包んだコスプレイヤーによる「コスプレ部門」と、イラストやアートなどオールジャンルで“マーベル”を創造する「クリエイティブ部門」の2つのカテゴリーで作品を募集。その中から審査員によって3つの特別賞が与えられることになっている。
審査員を務めるのは、マーベル・コミック編集長のC.B.セブルスキー氏とアメコミ系ライターで「東京コミコン」のアドバイザーも務める杉山すぴ豊氏の2人。セブルスキー氏の掛け声でイベントがスタートした。
「コスプレ部門」は、書類審査を通過した5組が登場。1組目は弓の名手である“ホークアイ”、ケイト・ビショップ。2組目は「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」より、ドクター・ストレンジやアメリカ・チャベス、魔術師ウォンらによるチーム。3組目はスパイダーマン3兄弟。「スパイダーマン」「アメイジング・スパイダーマン」「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に登場するスパイダーマンに扮(ふん)してステージに現れた。
4組目はウルヴァリン、デッドプール、ミスター・シニスターなどの“ミュータント”チーム。5組目は「マーベルライジング」より、マイルズ・モラレス、スクイエルガール、スパイダーグウェン。
「クリエイティブ部門」は、ロウさんによるイラスト「Hawkeye(ホークアイ)」、石井リスさんによるイラスト「GUARDIANS OF THE HAPPY HOLIDAY」、Chesscatさんによるイラスト「Mentors and Heirs」、山田基博さんによる立体造形物「マーベル専用シアター」、MASAさんによるイラスト「COMIC VS. MOVIE」の5作品。
ヒーロー賞、スタイリッシュ賞、ユーモア賞を選出
まずはセブルスキー編集長から「ヒーロー賞」が発表された。受賞したのは、コスプレ部門の“ミュータント”チーム。受賞の理由として、「手作り感があって、いろんなキャラクターを久しぶりに見ることができたから」と伝えると、「正直、もらえると思ってなかったので、みんなビビってます。でも感無量です!」と喜びを伝えた。
続いては「スタイリッシュ賞」。こちらは「クリエイティブ部門」のMASAさんが受賞した。「COMIC VS. MOVIE」というタイトルで、それぞれのキャラを描いた作品で、「一つ一つのキャラクターのコスチュームの再現がすごくて、アクションを感じる」というのが選考される理由となった。受賞の言葉は「ありがとうございます。今日は眠れないと思います。以上です」と言葉は少ないが、笑顔も含め、喜びが溢れていた。
そして最後、「ユーモア賞」はコスプレ部門のスパイダーマン3兄弟に贈られた。「こんな素敵なステージでパフォーマンスできるだけじゃなくて、こんな素敵な賞をいただけて、今日は眠れません!」と喜びを爆発させた。
どの作品からもマーベル愛が感じられ、まさにハッピーな空間と時間を多くの人たちで共有することができた。このマーベルアッセンブルステージに登壇した方たちは、この後にメインステージで行われたカレン・ギランの「セレブ・ステージ」の冒頭でも再びステージに登場し、ギランの登場を全員で迎えて、一緒に記念撮影も行った。
「東京コミコン」とは
「コミコン」とは「コミックコンベンション」の略。1970年、ゴールデン・ステート・コミック・ブック・コンベンションとしてアメリカで開催されたイベントが原点で、漫画を中心としたポップカルチャーの祭典。
日本では2016年に「東京コミコン 2016」として初開催。第1回から毎年、海外の有名俳優や著名アーティストとのコミュニケーション、映画で使用されたプロップ(小道具)の展示・撮影、コスプレイヤー同士の交流の場などを設け、過去には東京コミコンの永久名誉親善大使スタン・リーや、クリス・ヘムズワース、オーランド・ブルームなど、豪華セレブゲストが登場している。
2022年は11月25日(金)~11月27日(日)の3日間、千葉・幕張メッセにて開催。本イベントに出展しているマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)シリーズや「スター・ウォーズ」シリーズは「Disney+(ディズニープラス)」で配信中。
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