マーベル・スタジオの2022年を締めくくる作品として、「マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル」が11月25日に配信された。クリスマスに向けての心温まる作品で、ハリウッドスターの“ケヴィン・ベーコン”が出演していることでも話題となっている。そのケヴィン・ベーコンのことも含めて、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」について振り返ってみよう。(以下、過去作のネタバレを含みます)
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」とは?
“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”は、「アベンジャーズ/エンドゲーム」や「ソー:ラブ&サンダー」でも大活躍した、ノリと笑いで銀河を守る“落ちこぼれ”ヒーローチーム。リーダーは“スター・ロード”ことピーター・クイル(クリス・プラット/日本版声優:山寺宏一)。スター・ロードは銀河中を飛び回るトレジャーハンターで、天界人の父親エゴと地球人の母親メレディス・クイルの間に生まれたハーフ。母親の最期を看取った後、宇宙海賊“ラヴェジャーズ”のヨンドゥ・ウドンタに拉致されて、ラヴェジャーズの一員として育てられた。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーを結成してからは、ムードメーカーでありつつ、リーダー的な部分も固まっていった。
ガモーラ(ゾーイ・サルダナ/日本版声優:朴ロ美)は緑色の肌が特徴的で、銀河最大の支配者であるサノスに両親を殺された。そのサノスの養女として訓練を受け、暗殺者となる。最初はガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーとぶつかることが多かったが、いろんな困難を乗り越えるうちに信頼関係を築くほどになった。ドラックス(デイブ・バウティスタ/日本版声優:楠見尚己)は、妻と娘を殺害したロナン・ジ・アキューザーと、その黒幕であるサノスへの復讐(ふくしゅう)を誓うパワーファイター。キルン刑務所で最も恐ろしい囚人として周囲から恐れられていた。
ロケット(ブラッドリー・クーパー/日本版声優:加藤浩次)は、元々は百戦錬磨の傭兵であり賞金稼ぎ。違法な遺伝子改造をされたことで人間の姿からアライグマになってしまった。見た目とは違い、かなり気性が荒く、口も悪い。特に“アライグマ”と呼ばれることを嫌っている。トラブルメーカーだが、兵器に関する知識に長けており、意外と情にもろい性格でもある。そのロケットの相棒的存在がグルート(ヴィン・ディーゼル/日本版声優:遠藤憲一)。樹木型のヒューマノイドで、“I’m Groot(私はグルート)」しか話せない。以前はロケットと一緒に賞金稼ぎをしていて、言葉は一つでもいろんな感情をロケットは理解してくれる。映画1作目の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で身を挺して仲間たちを救うが、自身はバラバラに。しかし、苗木から新たなグルートが誕生し、それが現在、グルートして活躍している。
そして、マンティス(ポム・クレメンティエフ/日本版声優:秋元才加)。額に大きな一対の触覚があるのが特徴で、人の感情を読み取ったり、人の感情を操ったりする共感能力を持っている。
映画第1弾でケヴィン・ベーコンの話題に
映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」は、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の10作目として制作され、2014年に公開。クセの強い、個性もバラバラなはみ出し者たちがチームを結成し、銀河を救う展開はワクワクさせられる。この作品の中で、クイルが「俺の星(地球)には有名な伝説がある。『フットルース』っていうんだ。偉大なヒーロー、ケヴィン・ベーコンがダンスを禁じた尻の穴の小さい大人たちと戦うんだ」というセリフがあり、それがきっかけで、最新の「ホリデー・スペシャル」に本人が出演することとなった。ちなみに、この映画第1弾をケヴィン・ベーコンは映画館で見たらしく、自分の名前が呼ばれて驚いたという。
2017年には映画第2弾「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」がMCUの15作目として公開され、さらにパワーアップした姿を見せてくれた。グルートに関しては、この作品には2代目というか、小さな姿のベビー・グルートとして登場している。小さくても危険度が増していて、平気でヤバいことをしてしまうので目が離せない。ピーターの出征に隠された衝撃の真実などが明かされる作品でもあるので、こちらも必見だ。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/movies/the-guardians-of-the-galaxy-holiday-special/
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