「ずっと渋谷すばるを応援してくれてるみんなを、とにかく笑顔にしたい」
――すごく良いことですね。今後の活動においても少し具体的にお話を訊かせてもらいたいのですが。
まず、4月にファンクラブライブがあるんですけど、そこでは通常のライブより、もっとコアに楽しませたいなって思って企んでいることもあるんです。これからは、もっと通常のライブと住み分けしたライブをしていけたらいいなと思っていて。通常のツアーではやらないことをやっていこうかなと。きっと喜んでもらえるんじゃないかなと思ってるんですよね
――通常のライブツアーでのライブと『babu会 vol.2』(2023年4月16日(日)東京・Zepp Hanedaからスタートする『babu会 vol.2』ファンクラブライブツアー)は、全く違ったライブになるということですか?
そうですね。通常のライブは、ファンクラブのみなさんも楽しめるのはもちろんなんですが、純粋にロックンロールが好きだったり、音楽が好きだったりする人達とも共有出来る音楽を楽しみつつ、バンドサウンドありのままの“渋谷すばる”を楽しんでもらえるライブにしたいと思っていますし、『babu会 vol.2』も音楽を楽しんでもらいたいというのは同じではあるんですけど、通常のライブよりももっとレクリエーション要素をふんだんに詰め込んだ、遊びに来る感覚のライブにしていきたいと思っているんですよね。
ずっと渋谷すばるを応援してくれてるみんなを、とにかく笑顔にしたいし、“楽しかった〜。また来たいな”って思ってもらえるような、ライブを作っていきたいと思っているんです。今回の『babu会 vol.2』も、そう思ってもらえるように、いろいろと企んでいるので、是非、遊びに来てもらえたら嬉しいです
――渋谷さんの中で今、タイアップも含め、“楽しませたい”っていう気持ちがとても大きくなっているのを感じますね。
本当にそうですね。いろいろやりたいなって思ってます。絶対に楽しいと思う!今、本当に自分が楽しめていろいろと向き合えているので、本当にいろいろとみんなと一緒に作っていきたいんです。
今回、この一連のインタビューの最後にも、映画『ひみつのなっちゃん。』がくれた出逢いの一つでもあるんですけど、田中監督、滝藤賢一さんに続いて、ドラァグクイーンのドリアン・ロロブリジーダさんと対談をさせて頂いたんです。そこでも本当に素敵なお話が出来たんです。なんていうか、自分が今までに触れたことがなかった感覚というか。田中監督も滝藤さんも、お話しさせて頂いた後も、じわっと自分の中にいろいろと染み込む感じの感覚があったんですけど、ドリアンさんとの対談も、なんか、言葉に出来ないすごく大切な気持ちを貰えた感じがしたんです。そんな時間も、みんなと共有出来たら嬉しいなと思っていますので、是非、楽しみにしていて貰えたらと思います
◆取材・文:武市尚子、ヘアメーク:矢内浩美