吉谷彩子と石井杏奈がダブル主演を務めるParaviオリジナルドラマ「悪魔はそこに居る」の第4話が配信された。第4話では、美園(石井)にとって詩(吉谷)が昔からどんな存在だったかを回顧する場面が描かれ、“悪女”としてのイメージが強かった美園の孤独が垣間見えた。また物語の後半では、詩と付き合いたての伊崎(上杉柊平)にも変化が…。(以下、ネタバレを含みます)
ドラマ「悪魔はそこに居る」あらすじ
本作は、小説投稿サイト「エブリスタ」で人気を博し、電子コミック配信サービス「めちゃコミック」でコミカライズもされた、累計100万DLを突破した話題作をドラマ化。
主人公の今西詩(吉谷)と九条美園(石井)は、いとこ同士で子どもの頃から一緒に育ち、現在は都内のマンションで同居している。美園は、外見だけでなく中身も「かわいい」という言葉がぴったりで、ちょっとわがままだが甘え上手。一方、詩は居酒屋でアルバイトをしながら、フリーライターを目指す努力家だが、意地っ張りで素直に感情を表すことが苦手。性格は対照的だが、2人は家族でもあり親友のような存在で、詩は「美園みたいになれたらどんなに楽しいだろう…」と何度も心の中で願っていた。
そんなある日、詩は美園の裏の顔を知る。美園は巧妙な嘘をついて周囲の心を操り、詩の家族、友人、恋人までをも奪っていた。絶望した詩は美園への復讐を誓うが、美園には幼少期から詩を恨む理由があった…。
美園にとっての詩の存在とは
デート中、電話で美園に呼び出され、自宅へ向かった詩と伊崎。自宅では貴人(和田雅成)と美園が別れ話をしていた。美園は、詩が貴人との写真をまだ持っていることから、詩はまだ貴人を好きなんだとわめく。美園の主張を否定したいが、なかなか言葉にできない詩。しかし、伊崎のフォローもあり「伊崎くんのことが好き」と伝える。それでも納得しない美園を見て、伊崎は詩に突然キスする…。そして詩を連れて出ていく。
貴人も「お互い頭を冷やそう」と言って出ていき、一人取り残された美園。美園は、詩が昔から努力と根性をあざとくアピールし、悲劇のヒロインぶりながら自分のことをバカにしていると思っていた。詩にとって美園は誰からも愛されているように見えていたが、美園にとって詩は、自分が欲しいものを全部横取りしていく存在に見えていたのだ…。
距離が近すぎてよく知っている相手だからこそ、ちょっとしたことや、ふとした時に相手を羨ましく思ったり、憎しみが芽生えてしまったりして負の感情が増大することもある。第4話で美園の心情が描かれたことで、詩を陥れる美園自身も苦しそうに見えた。
1話無料配信中 Paraviオリジナルドラマ「悪魔はそこに居る」
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