吉高由里子が主演し、北村匠海と共演する「星降る夜に」(毎週火曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系) の第7話が2月28日に放送された。鈴(吉高)に辛い出来事が起きたなか、鈴に寄り添う一星(北村)、深夜(ディーン・フジオカ)の姿が優しさにあふれていた。(以下、ネタバレがあります)
鈴に恨みを持つ人物をムロツヨシが熱演
同ドラマは、のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(北村)が運命の恋を育んでいく物語。
脚本を恋愛ドラマの名手といわれる大石静氏が担当する。
出演はほかに、鈴が勤める病院の新米産婦人科医・佐々木深夜にディーン・フジオカ(DEAN FUJIOKA)、一星と同じ遺品整理士・佐藤春に千葉雄大、一星と春の会社の社長・北斗千明に水野美紀。
第7話は、5年前に鈴が命を救えなかった妊婦の夫・伴宗一郎(ムロツヨシ)が鈴のもとへ。医療裁判を起こすも敗訴し、恨みを募らせてきた伴は、鈴に罵詈雑言を投げかける。そこに深夜が現われてかばうと、伴は「また来ま～す」と不穏な宣告をして去っていった。
ちょっと大人の男になった一星にキュン
その夜、鈴が仕事を終えて病院を出ると、スーツでキメた一星が待っていた。一星は、深夜から鈴を一人で帰すのは心配だからと連絡を受けて迎えにきたのだ。「行きますか、姫」と手を差し伸べ、洋服店でドレスアップさせてから、高級レストランへ。
そこで鈴は、法廷で「人殺し」とつぶやく伴の声が「今でもずっと耳から離れないんだ」と打ち明ける。
すると一星が鈴の耳をふさぎ、「そんな言葉、聞かなくていい」と手話で語り掛けた。そして、「目で見て分からないものを抱えて生きている人のほうが俺よりずっと大変だ」と言いつつ、「世の中の人は耳が聞こえないからかわいそうとか、医者だから金持ちで幸せとか、簡単に決めつけすぎなんだよ。だからそんなやつらの言葉に鈴が傷つく必要はない」と。
大切に思う鈴にしっかり寄り添う一星の姿が頼もしい。
