かつての仲間に会うために、古巣の惑星ネヴァロへ
マンドーが最初に訪れた場所は、元いた惑星ネヴァロだった。シーズン2で旧帝国軍のモフ・ギデオンらに勝ったネヴァロは、ギルドのグリーフ・カルガが監察官となり、緑豊かで人々が自由に商いを行う活気ある街に様変わりしていた。その街の中心に立っているのは、エンジニアのクイールがナース・ドロイドに作り直した元賞金稼ぎドロイドの“IG-11”。両親をドロイドに殺されて以来、ドロイド嫌いになったマンドーが唯一信頼するドロイドだ。マンドーは、このIG-11をマンダロア探索に連れて行きたいと思っているようだ。
一方、カルガは街の保安官をしていたデューンがモフ・ギデオンを捕らえたことで、新共和国の特殊部隊に引き抜かれたため、マンドーに保安官になってほしいと思っているが、残念ながら利害は一致しない。カルガはマンドーの希望をかなえようとするも、IG-11のOSは初期設定に戻っており、グローグーを見た途端、“抹殺せよ”と半身で動き回るのだった。そこで、手のひらサイズのドロイド職人・アンゼラ人に修復を依頼するが、回路が見つからないと改造後のIG-11にはならないと言われ、回路を探す旅に出る。
シーズン3では、毎週サブライズが起こる!?
どうも今回は、“大元”にこだわるシーズンのようだ。人々はマンドーの本名ディン・ジャリンを口にし、そのマンドーは再会したカルガに通称のザ・チャイルドではなく、明らかになったグローグーという本名を教え、新たなドロイドを購入するのではなく、IG-11を直すことにこだわる。そして、マンドーはマンダロリアンに戻ることにこだわっている。そこにどんな意味があるのか、見守っていきたい。
また、ジョージ・ルーカスをリスペクトする製作総指揮のジョン・ファヴローは「このシリーズはマンダロリアンとグローグーの物語を軸に発展させ、前からいるなじみのキャラクターや新しいキャラクターを登場させる良い機会だった。毎週サプライズがあるので、その目で確かめてほしい」と語っており、シーズン3ではさらなるビッグサプライズがあるのは?と囁かれている。毎週水曜、スター・ウォーズゆかりのどんなキャラクターが登場するのか楽しみに待ちたい。
◆文=及川静
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/the-mandalorian/3jLIGMDYINqD
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発売日: 2023/01/25