俳優・細田佳央太が初のカレンダー「佳央太(かなた)って読みます!!! -Kanata Hosoda 2023-2024 Calendar-」(アミューズ)を発売。3月4日に都内で発売記念イベントを行った。
自身の名前に「自分自身でも違和感があるんですよ」
4月公開の映画「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」では主演をつとめ、現在放送中の大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)にも出演が決まっているなど、今最も勢いのある若手俳優の1人ともいわれる細田佳央太。
今回のカレンダーのテーマは自己紹介で、「佳央太」という名前の読み方をよく聞かれることから「佳央太(かなた)って読みます!!!」と添えるなど、名刺代わりとなる作品となっている。
このタイトルを付けた理由について尋ねられると「細田佳央太の『佳央太(かなた)って読みます!!! -Kanata Hosoda 2023-2024 Calendar-』って、なんか、ややこしい名前にしちゃったなぁと思ったのですが(笑)、2021年から今まで、僕が色々なお仕事をさせて頂いて、名前を覚えてもらったり見てもらう時に、また初めてグッズを出すにあたって、改めて自分がどんな人間かを知ってもらうために、自己紹介も含めてつけました」と解説。
そして名前については「自分自身でも違和感があるんですよ。中央の央を”なか”と読むのは無理があると思うんですよね」と笑顔で語った。
お気に入りカットを紹介「ちょっと落ち着いた雰囲気でいいなと思っています」
ファーストカレンダーは裏面にもこだわりがあるとのこと。「カレンダーの裏面はすごろくになっています。制作やマネージャーからの“裏面も楽しめるものにしよう”という話から、すごろくにしました。で、配色に季節感を出すなど楽しめる作品にしました」と、カレンダー月が終わっても楽しめることを訴求した。
お気に入りのカットとして紹介した11月の写真については、「お気に入りといっても人それぞれだと思うのですが、僕は引きの写真が好きでなんです。寄らないで引きの写真の中でも、ちょっと落ち着いた雰囲気でいいなと思っています」と解説。ちなみに持っているカメラは私物で、「フィルムカメラが欲しかったんですよ。で、誕生日にマネージャーから素敵なカメラをプレゼントしてもらいました」と、ヴィンテージのコンタックス製コンパクトカメラを愛用していることを明かした。
出来栄えの自己採点については少し照れながらも100点と回答。「次を出す機会があれば100点以上を目指します」と声を弾ませた。
2023年にやってみたいことは「いうて21歳なので、やってないこと、やってないジャンルは色々とあります。1年という限られた時間の中で、できる限りのことはしたいです。何かやりたいというより、仕事を通して経験を重ねていきたい」と意気込みをコメント。
最後に名前にかけ「叶った」事を尋ねられると「バスケットボールが好きで、色々な場所やSNS等で言っていたのです。最近、それにかかわるお仕事させて頂く機会を頂いたことが、言っていてよかったなと思いました。自分の好きが仕事になるってすごいなと思っていて、それは叶ったことかもしれないですね」と満面の笑みを見せていた。
◆取材・文=栗原祥光