広瀬すず“空豆”「ずっと心の真ん中に音がいるよ」、永瀬廉“音”との“愛おしい時間”を描いた物語がついに完結<夕暮れに、手をつなぐ>
広瀬すずが主演、King & Prince・永瀬廉が出演する火曜ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の最終回が、3月21日(火)に放送される。同作は、九州の片田舎で育った浅葱空豆(広瀬)が、幼なじみの婚約者を追って上京した先で、音楽家を目指す青年・海野音(永瀬)と運命的で衝撃的な出会いを果たすことから始まる「夢」と「恋愛」の物語。
脚本を担当するのは、「オレンジデイズ」(2004年、TBS系)以来19年ぶりに“王道青春ラブストーリー”を手掛ける、北川悦吏子氏。互いに夢を追い、励まし合い、時にはけんかをしながらも笑い合って過ごした23歳の2人の“愛おしい時間”を描く。
空豆と音に関わる登場人物を演じるのは…
空豆と音を取り巻くキャストとして、若き起業家で海外在住の雪平爽介を演じる川上洋平や、音が所属する大手レコード会社「ユニバースレコード」の担当A&R・磯部真紀子を演じる松本若菜も出演。
また、二人が暮らす下宿先「雪平邸」の主・雪平響子を夏木マリが演じる他、田辺桃子、黒羽麻璃央、内田理央、櫻井海音、松雪泰子、遠藤憲一ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。(以下、ネタバレを含みます)
空豆は夢のために自分を捨てた母親の元へ
3月14日に放送された第9話では、すれ違い続ける空豆と音の切ない恋模様が描かれた。最終回を目前にしても、もどかしい関係性の二人に視聴者がやきもきする中、空豆に転機が訪れる。
音がセイラを抱き締める姿を見て、二人が付き合っていると思った空豆はその場を立ち去る。しかし、実際は同性である空豆に対して好きという感情を抱くのはおかしいことなのかと思い悩むセイラ(田辺)を励ましていただけだった。結果、久遠(遠藤)にアイデアを盗作され、音も失ったと感じた空豆は寒空の下「なんもなくなってしまった」と涙を流しながら、アンダーソニアを辞めると宣言する。
その後、空豆は同じく久遠の元を去ると決意した葉月とタッグを組み、音とセイラのテレビ出演時の衣装制作、そして日本ファッション界の有名人・淀橋(アンミカ)が仕切るコレクションへ挑むことに。しかし、スポンサーが降り、コレクションの開催資金500万円を自力で集める必要があると告げられただけでなく、ユニットの衣装制作を担当する話までなくなってしまう。
そんな空豆を救ったのは、幼い頃に自分よりも夢を選んだ母・塔子(松雪)だった。これまで母親らしいことはできなかったが、夢をかなえる手伝いをさせてほしいと言う塔子。そして、アイデアの詰まったスケッチブックを見せると「このコレクションやりましょう、パリで」と空豆を誘う。
終盤には、空豆と音が季節外れの花火をする一幕も。「好き」というメッセージを一度は送っていたはずなのに、いざ本人を目の前にすると核心をつく言葉が出ない二人。互いに恋人がいると勘違いしているとはいえ、とっくに恋に落ちているはずなのに切ない。「忘れんで…!」、「忘れられっかよ」そう涙ながらに抱き合う空豆と音の夢と恋の物語が、ついに次回最終回を迎える。
Universal Music
発売日: 2023/01/18