俳優の華村あすかが3月18日、都内で行われた最新写真集「真価論」の記者会見に出席。写真集出版のオファーをもらった時の心境や、見どころを語った。
出版のオファーを受けて「本当に救われた」
出版の話が来た時の心境について華村は「写真集ってそんなに高頻度で出すものじゃないと思っていて、次出すとしても10年後くらいかなと考えていたんですけど、こんなに早くに声をかけてもらって。元気がなかったので、お声がけいただいた時は本当に救われました」と振り返った。
同写真集を出版したことで、変化したことはあるか聞かれると「今まで自分を好きになれなかったんですけど『好きになってもいいかな』と思えるようになりました」と返答。
タイトルに込めた思いは「6年間芸能の仕事をしてきて『自分はどうありたいんだろう』『何をしたら好きになれるのかな』とたくさん考えて、もがき続けてようやく自分を好きになれる方法を見つけました」と前置きをし、「私はファッションとトレーニングに変えてもらって、自分のことを初めて好きになることができました。こういった心の『進化』と、好きなことに気づけた『真価』の二つの意味を組み合わせて、このタイトルにしました」と話した。
誕生日に写真集を出せて幸せ
体作りのために取り組んでいたことは「ジムに通ったんですけど続かなかったので、自宅で黙々とやりました。ダンベルや器具は使わずに、体幹トレーニングやストレッチ、有酸素運動、あとYouTube動画を参考にすることもありました。骨格が似ている人を見つけると、トレーニングが入ってきやすいんです」とのこと。
同写真集の見どころを尋ねられた時は「体のラインや筋だったり、鍛えたから見える陰がかっこよかったりするので、そういうところも見ていただけたらうれしいです」とアピールした。
また、自己採点を求められると「100点満点だったら100点なんですけど、数字化できないくらい感無量です。最高の写真集になりました」と胸を張った。
ほか、本日で24歳の誕生日を迎えた気持ちについて「東京に来てからは、誕生日になっても実感がわかないことが多かったんですけど、誕生日に記念すべき写真集を出せて幸せです。こういった機会は多くないと思うので、24歳の誕生日は思い出になると思います」と口にしていた。
◆取材・文=大野代樹