「AnimeJapan」でハライチ・岩井、東京ホテイソン・ショーゴ、五木あきらが春アニメを語り尽くす 内田理央×生駒里奈のオタクトークも炸裂
「ウチコマ」内田と生駒のアニメが人生の血肉になった話
DMM TVオリジナル番組の「ウチコマ」は、“漫画大好きゲスト”を招き、内田理央と生駒里奈の2人がゲストの歩んできた人生を漫画と共に語り尽くす漫画トークバラエティー。“漫画好きあるある”の自由な赤裸々トークがファンを楽しませている番組だ。「ウチコマ出張版inアニメジャパン」の今回は、「だーちゃん(内田)が観てきた、アニメから人生の糧となったエピソードを深堀りしていく」というテーマでトークが繰り広げられた。
「デスノート」に影響された“ウチコマ”の中二病エピソード
時間がもったいないとばかりにあいさつを切り上げ、スクリーンに映される小学生、中学生、高校生時代ごとに分かれた「だーちゃんのアニメ年表」。「名探偵コナン」「ケロロ軍曹」「ふたりはプリキュア」など時代の流れを感じさせる年表に、生駒も「懐かしいー！」と声を上げながら当時を振り返っていく。「タママ二等兵が可愛いんだよね。弟とタママごっこをしてタママインパクトを撃ってた」という生駒の可愛いらしい小学生時代のエピソードから、話題は中学生時代の年表へ。
中学生のときはジャンプ系の漫画に走っていたという内田は、「『デスノート』はすごい影響された。中二病？とりあえず物をこう持ってた」と、Lの手の動きを真似して見せる。すると生駒も恥ずかしそうに、「すごい中二病の話していい？Lが大好きすぎて、猫背になったのはLのせいなんだよね。とにかくLになりたくて、歩き方とか格好いいと思って真似してた」と、子供の頃は猫背だったことを告白。しかし「アイドルになったら猫背を治させられて、憧れを消された」と語り、「悔しいから握手会のときにLになってた」と明かして内田を驚かせていた。
生駒は「Free！」で夏ツアーを乗り切り、内田は「カウボーイビバップ」の名台詞で「仮面ライダードライブ」から前に進んだ
続いて高校生時代に遅れてやってきたエヴァブームを振り返ると、「だーちゃんのアニメ年表」は「現在編」に。「アンケートに答えたんだけど、書ききれなかったんだよね」という年表にはびっしりとタイトルが並び、「だーちゃんってさ、漫画もすごいけどアニメもすごい観るよね」と、どちらかというと漫画派の生駒は感嘆する。ちなみに生駒の出身の秋田では放送局が少なく、上京するまでほとんどリアタイできなかった悲しい事情があったという。「特にどれが好き？」と振られ内田が挙げたのは、「てーきゅう」。「数分放送の超高速ギャグアニメで、『先輩とグーニーズ』っていう回がめちゃめちゃ面白いの。それだけでも生駒ちゃんに観てもらいたい」と熱くお勧めする。
そして、せっかくだからと生駒もアニメ人生を語ることになり、一番好きな作品として乃木坂46時代、夏が大嫌いな自分はこれで夏のツアーを乗り切ったと「Free！」を挙げる。「橘真琴という運命の人と出会ったわけですよ。真琴ちゃんが頑張ってるのを見て、私も『明日も頑張ろう！』ってなってた」と、大変だった時期の支えになっていたことを明かす。また、生駒が挙げたもう1作が、「鋼鉄城のカバネリ」だ。主人公の名前がイコマということから自分とのシンクロ率が高く、作中でのイコマへの励ましが自分への声となって届き、パワーをもらっていたという。
一方、内田にも心に響いたアニメの台詞があり、それが「カウボーイビバップ」最終話前の予告台詞。「どんなものにも始まりがあり、そして終わりがある。人生はその繰り返しだ。来てほしくない終わりもあるが、避けられない終わりを経験していくこと。それが、大人になっていくってことなんだ」と、それを一気に読み上げる。ちょうど内田がヒロイン役で出演していた「仮面ライダードライブ」の撮影が終わりに近付いていた時期に観て、「ドライブ」が終わることは寂しいが、これを糧にさらに前に進もうという気持ちが強く芽生えたということだった。
公衆の面前で話すのはけっこう恥ずかしい
「腐ってる生駒ちゃんに刺さる内容？」「イエス！」という「DIABOLIK LOVERS」の話題から、再び生駒の乃木坂46時代の裏話に。地方に行ったり、MV撮影に行ったり、アイドルは移動時間が長い。車で2時間は当たり前の世界だと話す生駒。そんなとき、荷物になってしまう漫画の代わりに旅のお供にしていたのが声優のボイスCDだったという。「お休みCDや添い寝CDを聴いて癒され、移動中に元気になっていた」という当時の思い出を披露。「伝えてくれる声優さんってすごい」と、改めて大好きな声優たちに感謝の気持ちを送っていた。
そんな楽しい話題が尽きない中、ステージはそろそろ終わりの時間が近付いていく。「最初はお互い人見知りしてたよね」と「ウチコマ」のスタート時期を思い返す内田に、生駒も「語ってくださいっていう仕事はけっこう難しい。自分だけの中で楽しめばいいじゃんっていうのがあるんですよ。でも、だんだんだーちゃんも同じかもと思い始めて、なんとかここまできました」と振り返る。「でも公衆の面前で恥ずかしいね」(内田)、「久しぶりに顔が真っ赤になった気がする。こうやって自分が好きな作品を公衆の面前でしゃべるなんてなかなかなくて、けっこう恥ずかしかったです」(生駒)と笑みを交わしながらコメントし、最後を締めくくった。
「ウチコマ」は毎週木曜夜10時より、DMM TVにて最新話を無料配信。
■取材・文／鈴木康道
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
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