「私はこれでモテました」元櫻坂46・菅井友香が考案したキャッチコピーを敏腕コピーライターが絶賛<最強の時間割>
信用されるために根拠のない自信を持つ
今度は全員で広告の課題に挑戦。テーマは「マッチ売りの少女を助ける宣伝文句」だ。マッチを買ってもらえず、悲劇の物語に終わったマッチ売りの少女。でも、もし少女にコピーライティングの才能があったら違う結果になったかもしれない。では、どんな宣伝文句でマッチを売れば、街ゆく人の足を止めることはできたのだろう。
ここでも菅井が隠れたコピーライティングの才能を発揮。どこかでモテたい願望を持っている人間の本質から、「私はこれでモテました」という宣伝文句を思いついた。印象を操作する優れたこのフレーズを受け、坂本も「菅井さんは優秀な広告マンかもしれない」と絶賛した。他にも「ライターは凡人」「寒さと暮らしにマッチする!」など、次々と秀作が生まれる中、坂本の心を掴んだのはTilTokerの審良ふたばが考えた「温まるまでマッチきれねぇ。時はすぐマッチ!」というコピー。その新しさに衝撃を受けたという。
最後に坂本はアイデアが行き詰まった時の対処法について問われ、「そもそもスランプなんてものがあるとは思っていない」「できない仕事は来ないと信じる」と答える。それはかっこいい大人とは、ブレない大人であると考えているから。「日和見な人って信じられなくないですか?」とサーヤたちに問いかける坂本。自信=思い込み力とした上で、「違ってたらその時にどうして違ってるんだろう?って立ち止まって考えればいい」と坂本は語った。
■文/苫とり子