山田裕貴主演の金曜ドラマ「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の 第3話が5月5日に放送された。直哉(山田)と優斗(赤楚衛二)が対立しながらも歩み寄る姿が涙を誘った。(以下、ネタバレを含みます)
直哉たちは食料確保の課題に直面
同ドラマは、同じ電車に偶然乗り合わせた見ず知らずの乗客たちが未来の荒廃した世界にワープ。元の世界に戻ろうとする姿を描く、完全オリジナルの予測不能なヒューマンエンターテインメントだ。
主人公のカリスマ美容師・萱島直哉を山田裕貴、正義感あふれる消防士・白浜優斗を赤楚衛二、心根の優しい高校の体育教師・畑野紗枝を上白石萌歌が演じる。
また、大学院生・加藤祥大を井之脇海、ネイリスト・渡部玲奈を古川琴音、関西出身の専門学生・米澤大地を藤原丈一郎(なにわ男子)、医者志望の受験生・江口和真を日向亘、和真の恋人であり同じ高校に通う佐藤小春を片岡凜、冴えないサラリーマン・田中弥一を杉本哲太、一人娘を育てているキャリアウーマンの寺崎佳代子を松雪泰子と、若手からベテランまで個性豊かな俳優陣が顔をそろえる。
第3話は、帽子をかぶった怪しい人物を目撃したという田中が直哉の美容師道具のハサミが入ったバッグを勝手に持ち去って孤立した一方で、食料確保が急務な中で他の乗客たちが団結していく様子が描かれた。そこにはリーダー格として頼れる優斗の力だけではなく、直哉の存在も欠かせないものだった。
「動け、働け!」直哉の言葉がきっかけに
“みんな”で助かることを願い、懸命に統率しようとする優斗が、協力して食料を探すことを提案。すると、「よかった。若い人がいてくれて」と乗客の1人が言ったことに対し、「あのさ、甘えんじゃないよ。自分で食べるもんくらい自分で見つけろ、なっ?いつも誰かがなんとかしてくれると思うなよ」と直哉。
続けて、「動かない、役に立たない、食べられない。そういうやつから死んでいくぞ!それが嫌なら、動け、働け!」とも。
15歳から1人で必死に面倒を見てきたのにグレてしまった弟に対して、心のどこかで「なに甘えてんだよ。これだけ支えてもらっておいて」という気持ちがあったと振り返る直哉の心の叫びでもある。しかし、結果的に直哉の言葉は乗客たちを奮い立たせ、団結を高めた。
https://www.paravi.jp/watch/111494
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東京ニュース通信社
発売日: 2023/04/21