神木隆之介主演の連続テレビ小説「らんまん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)、第11週「ユウガオ」では万太郎(神木)がついに日本初の植物学雑誌を完成させた。その過程で、植物学教室の人々と万太郎の関係も大きく変化。Twitterで関連ワードがトレンド入りする反響を呼んでいる。(以下、ネタバレを含みます)
田邊、万太郎をけん制「私が思いついた」
幕末から明治、そして激動の大正・昭和を舞台に、高知出身の植物学者・槙野万太郎が植物学の道を情熱的に突き進んでいく「らんまん」。第11週では、すべてを懸けて雑誌の制作に打ち込む万太郎の姿が描かれている。
6月15日放送の第54回では、ついにその『日本植物学雑誌』が完成した。美しく刷り上がった雑誌を受け取り、感激する教室の面々。雑誌について「出来がよければ認める。そうでなければ燃やす。それだけだ」と冷ややかに見ていた教授の田邊(要潤)も、謝辞に自分の名がしっかり記載されていることを確認したうえで「なかなかいい雑誌じゃないか」「君に任せてよかった」と万太郎をねぎらった。
だが、続けて「私が雑誌を思いついたからこそ、こうして形になったわけだ」「学会誌にしようと言ったのは私だろう?」と、含みのある言葉で万太郎をけん制した。
当初は“いい人”だったのに
万太郎が植物学教室に飛び込んできた当初、小学校中退という学歴に皆が難色を示す中、ただひとり万太郎の実力と情熱を理解して出入りを許したのは、ほかでもない田邊だった。