話題の夏ドラマが続々とスタート。木曜放送のドラマより、「ハヤブサ消防団」(テレビ朝日系)、「彼女たちの犯罪」(日本テレビ系)、「この素晴らしき世界」(フジテレビ系)、木ドラ24「量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-」(テレビ東京系ほか)をピックアップ! その人間関係が一目で分かる相関図とあらすじを詳解する。
田舎町が不可解な連続放火と殺人事件に揺れる
「ハヤブサ消防団」(7月13日[木]スタート、毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)
池井戸潤の予測不能なミステリー小説が原作。山あいの小さな集落で起きた不可解な連続放火と殺人事件に、中村倫也演じるミステリー作家が巻き込まれる。
スランプ気味の作家・太郎(中村)は、亡き父の故郷、山あいの“ハヤブサ地区”に移住することを決意。都会のストレスから解放され、穏やかな生活が送れるかと思いきや、勘介(満島真之介)に誘われて地元の消防団へ入団してから不審火騒動に翻弄(ほんろう)されていく。団員たちは連続放火事件を疑い、太郎も恐怖に感じる中、住民の一人が行方不明になる事件が発生。太郎は父の墓参りの際に墓地で見かけたミステリアスな彩(川口春奈)が気になりつつ“ハヤブサ地区”になじんでいく。(第1話)
3人の女性の秘密とうそを描くサスペンス
「彼女たちの犯罪」(7月20日[木]スタート、毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系)
横関大の同名小説を原作に、深川麻衣、前田敦子、石井杏奈演じる3人の女性たちの秘密とうそを描く群像サスペンス。
とある静かな海で身元不明の女性の遺体が発見された。この女性は誰なのか。その4カ月前、会社員で独身の繭美(深川)はマッチングアプリでさえない男性と会っていた。主婦の由香里(前田)は夫・智明(毎熊克哉)とのセックスレスで悩んでいた。刑事の理子(石井)は念願の刑事になったものの、大きな事件が起こらない日々を過ごしていた。ある日、理子は失踪した主婦の捜索に駆り出される。失踪したのは由香里だった。数日後、水面に浮かんだ遺体が身に着けていた時計は、由香里のものだった。(第1話)