山崎紘菜、筧美和子、飯島寛騎が、7月18日に都内で開催されたU-NEXT制作ドラマ「賭けからはじまるサヨナラの恋」配信スタート直前舞台あいさつに出席。それぞれ役どころや、主人公の“妄想癖”にちなんで「こんな妄想が現実にあったらいいなと思うこと」などについて語った。
“じれキュン”間違いなしのラブコメディー
同ドラマは、累計25万部突破した原作・ポルン、漫画・わたぬきめんの同名作品が原作。超絶クールな妄想ヒロインと優柔不断な優男イケメンが織りなす“じれキュン”すれ違いラブコメディーだ。
山崎はクールかつ事務的に仕事をこなす姿から、社内で“氷鉄の女”と呼ばれる総務部の吉永奈央を、筧は奈央の高校時代からの親友・山田理子役、飯島は奈央が6年間片思いする優柔不断な優男イケメン・里村紘一(小関裕太)の高校時代からの親友である高橋宗佑を演じ、動画配信サービス「U-NEXT」にて7月20日(木)夜6時から独占配信される。
“氷鉄の女”の異名を持ちながら大の妄想好きという役どころの奈央を演じた感想を、山崎は「ここまでラブコメにしっかり携わることがほぼ初めてだったので不安もあったんですけど、本当に楽しく撮影させていただきました。奈央はオンとオフがはっきりしていて、全然違う人物に見えると思うんですけど、2人の人物を演じているような気持ですごくやりがいもありましたし、楽しかったです」と明かす。
一方、MCから演じた理子のことを“小動物系美女”と紹介された筧は「理子は怒っているシーンが多かったんです。奈央に対しても叱るというような感じがあったり、里村にも高橋にもずっと怒っていたので、小動物系美女だったんだっていう(笑)」と意外そうにしていると、飯島がすかさず「大型犬ぐらいの…(笑)」と相槌を打ち、筧は「そうそう。本当に大型犬の勢いでずっと怒っていましたね(笑)」と振り返った。
それでも劇中での理子と奈央の関係性については共感しているようで「友達として心配になっちゃう気持ちはすごく分かります。理子のようにそこまで自分が友達のためになれるかって言ったら難しいなとは思いながらも、大型犬のように演じていました」と、おちゃめに伝えた。
山崎「猫と本当にしゃべれたら…」
そして今回、妄想好きの奈央にちなんで、「こんな妄想が現実にあったらいいなと思うこと」というテーマでもトークを展開。猫好きの山崎は「猫2匹と暮らしているんですけど、日々私は会話ができていると思って妄想を繰り広げているので、本当にしゃべれたらいいなと。私には声が聞こえているつもりなんですけど、それが現実になったら幸せだなと思います」と、猫との妄想トークが現実になることを願った。
ちなみに今はどんな会話をしているのかを聞かれると「『ご飯をくれ』っていうのは毎日言われます(笑)。あと最近は冷房の調節ですね。『暑いよ』とか、『ちょっと寒い』とか主張してくるんで、頑張って応えています」とニッコリ。
また、筧は「睡眠をとるにも食事をするにも、お酒を飲むにも次の日のことを考えながらになってきているんです。年を重ねて…。次の日のことを考えずに好きなだけ食べたり飲んだり、無茶して遊んでみたりというのがなかなかできなくなっている体がちょっとかわいそうなので(笑)。健康な体が欲しいなという、妄想というより願望ですね」と、切実な悩みを打ち明けた。
そして普段から妄想するという飯島は「お仕事でいろんな役柄を演じるので、アートだったり音楽だったりアスリートだったり、頭の中でめちゃくちゃ妄想してバンドマンになってみたりとか…僕は、結構妄想癖強いですね。それが現実化したら面白くない?」と話し、最近の妄想事情については「最近はワールドカップの動画を見て、自分がもしサッカー選手だったらなって(笑)。三笘(薫)選手になって、自分だったらこれ右でいけるかなとか、日々いろんな妄想をさせていただいています。人生楽しいよ」と語ると、会場からは笑い声が漏れていた。
◆取材・文・撮影=ブルータス・シーダ(STABLENT LLC)