中村倫也が主演するドラマ「ハヤブサ消防団」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第2話が7月20日に放送。太郎(中村)が真鍋(古川雄大)と対峙するシーンは圧巻。さらに山原(生瀬勝久)と宮原(橋本じゅん)の学ラン姿など、ハヤブサ消防団員のエピソードも話題となり、初回に引き続きトレンド入りを果たした。(以下、ネタバレを含みます)
ハヤブサ地区に移住したミステリ作家・中村倫也“三馬太郎”が怪事件に次々と遭遇
同ドラマは、著書が幾度も映像化されている池井戸潤氏の同名小説が原作。スランプ気味のミステリ作家・三馬太郎が、亡き父の故郷である山間の小さな集落“ハヤブサ地区”に移住し地元の消防団に加入。連続放火や住民の不審死など怪事件に次々と遭遇し、集落の奥底にうごめく巨大な陰謀に突き当たる戦慄の田園ミステリー。
中村が主人公の三馬太郎を演じ、ハヤブサ消防団員で工務店勤務の藤本勘介役を満島真之介、消防団の班長で呉服店“一徳堂”の二代目店主・徳田省吾役を岡部たかし、消防団の副分団長で役場の土木課に勤務する森野洋輔役を梶原善、消防団の分団長で養鶏場を経営する宮原郁夫役を橋本、消防団の部長で林業を営んでいる山原賢作役で生瀬が出演。
さらに、川口春奈が映像ディレクターで物語の鍵を握る・立木彩を、出版社“草英社”の編集者で太郎の担当・中山田洋役を山本耕史、太陽光発電企業“ルミナスソーラー”営業スタッフ・真鍋明光役を古川が演じる。
中村倫也“太郎”は根拠のないウワサの真相に迫る
太郎は“消防操法大会”の練習でヘトヘトの中、“御燈明”や“寺当番”などの当番制にも翻弄されていた。そんな中、遺体となって発見された山原浩喜(一ノ瀬ワタル)が“連続放火犯”であり、波川志津雄(大和田獏)ともめていたという根拠のないウワサがあっという間に広まったことに違和感を覚えていた。
その矢先、自宅の郵便受けに1輪のシャクナゲの花が投函されていることに気づく。そのシーンの後、浩喜の遺体が発見された滝壺に、シャクナゲの花束を投げ込む女性が映し出された。水面に浮かぶ花束を見つめるのは、太郎がハヤブサに訪れてからずっと気にかかっていた立木彩だった。
そんなとき、副分団長の森野洋輔から相談があると声をかけられ、いつもの「居酒屋サンカク」に行くと、そこには役場の企画課員・矢内潤(岡本篤)とあの女性・立木の姿が。町おこしドラマを制作するためにストーリーを太郎に考えてほしいとお願いされる。やんわり断ろうとする太郎だったが、押し切られる形でその依頼を受けることになってしまった。