「パイレーツ・オブ・カリビアン／最後の海賊」が8月18日の「金曜ロードショー」(日本テレビ系)で放送された。本作で強く聡明な美女として登場し、映画公開時には世界中の目線を釘付けにしたカヤ・スコデラリオ。今回は、彼女のキャリアをおさらい。知れば知るほど見えてくるカヤの魅力に迫る！
売れっ子俳優続出の人気ドラマで俳優デビュー
イタリアとポルトガルにルーツをもつブラジル人の母とイギリス人の父の間に生まれ、異国情緒漂うエスニックな雰囲気が魅力のカヤ。ポルトガル語も堪能な彼女は14歳の時に海外ドラマ「Skins - スキンズ」のオーディションを受け、合格したことで俳優デビュー。「俳優になることは夢だったの。それが唯一得意なことだったから。小さい頃に失読症と診断されて、その時はそれがなんなのかよくわかっていなかった」と話す。
たまたま学校への通学路で行われていたオーディションに参加して夢を叶える一歩を踏み出したカヤ。「Skins - スキンズ」の共演者には「X－MEN」シリーズのニコラス・ホルトや「スラムドッグ＄ミリオネア」のデヴ・パテル、「ゲーム・オブ・スローンズ」のジョー・デンプシーやハンナ・マリー、「ゲット・アウト」のダニエル・カルーヤなどが揃っていて、後に業界の第一線で活躍する人気俳優を続々と輩出したシリーズとして知られることに。今でも無名時代を共に過ごした同志とは交流を続けているそう。
その後「メイズランナー」シリーズや「タイガー・ハウス」などのアクション映画に出演。そして自身のキャリア史上最大級のヒット映画「パイレーツ・オブ・カリビアン／最後の海賊」に出演し、世界的知名度を急上昇させる。
歴史に残る記録的大ヒットシリーズに新風を吹き込むニューヒロイン
「パイレーツ・オブ・カリビアン」は、9月1日(金)より劇場公開となる映画「ホーンテッドマンション」と同様、ディズニーランドの人気アトラクションをモチーフにした作品。ジョニー・デップが主演を務め大人気シリーズとなった。
「最後の海賊」はシリーズ第5作目。それまでメインキャストだったオーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイは脇にまわり、新キャストを迎えて新たなストーリーが展開。ハビエル・バルデムやブレントン・スウェイツらと共に参戦したのがカヤだ。
水色のドレスを着たヒロイン、カリーナ・スミス役を演じたカヤ。“悪魔の子”と呼ばれるカリーナは魔術を使ったとして牢獄に監禁され、処刑される運命にある。カヤはカリーナの役柄について「彼女は天文学者で学問が好きで、大学で学ぶ権利を求めて闘っている。なぜなら当時の女性に、それは許されていなかったから」と話している。
ブレントンとの相性の良さが決め手となり、オーディションで役を勝ち取ったカヤは、かねてよりシリーズのファンだったそう。ずぶ濡れになるシーンが大変だったと明かしており「頭からつま先までずぶ濡れになる撮影が3週間ほどあった。最初は温かいお水を用意してくれて優しくかけたりしてくれていたんだけど、最後の方にはただバケツの水をかけるようになっていたわ。“もうやっちゃおう”って感じにね」と笑いながら明かしている。
2017年に公開された本作だが、撮影が行われたのは2015年。この間に、カヤは1年間婚約していた俳優のベンジャミン・ウォーカーと結婚し、2016年に第一子を出産。「息子が大切で、彼のために仕事も大切だと思うからキャリアが後押しされているような気がするの」と話しており、母になったことでより一層仕事への気合が増したようだ。2021年には第二子を出産して、今では二児の母になっている。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/movies/pirates-of-the-caribbean-dead-men-tell-no-tales
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