ラストで咲がピンチに
市川とあらためて対面した二宮は「プロフェットというリスクの高いシステムを強引に実用化するためにCODEを作ったんだよな」と言い、CODEを管理している場所を教えるよう迫った。
だが、市川はあくまでCODEはマッチングアプリとして作っただけで犯罪には関わっていないと否定。その態度に怒りを覚えた二宮は、恋人の悠香(臼田あさ美)を殺したはずだと詰め寄るが、市川は「私はCODEなんか使ったことありませんよ。あんなものを使う人間の気が知れません」と言った。そして、「悠香さんを殺したのが本当は誰なのか、あなたには一生かかっても分かんないんでしょうね」と不気味な言葉をつぶやいた。
そしてラストは急展開を迎えた。円の息子・芯(木村優来)の容態が急変し、すぐに処置しないと命の危険があるなか、医師と共に拉致されてしまった。そして、円のスマホにボイスチェンジャーを使った声で連絡が入る。CODEの新たな任務を完了させれば、死の制裁は無効というボーナスチャンスとなるが、失敗すれば息子に死の制裁が下るという。
円が指示された場所に向かったとき、その映像が椎名のスマホに届いた。その場所で縛られていたのは咲で、彼女にアタッシュケースを与えるというのが任務。アタッシュケースの中身は時限爆弾で、残りはわずか4分ほどだった。
市川の壮大な計画の中にあるCODE。ただ、あくまでCODEの現在の恐ろしいルールについてはしらをきる市川は、その犯罪性を認めないためなのだろうか。
次回、9月3日(日)放送の第10話が最終回となるが、SNSでは黒幕の考察が加速。市川のほかに八重樫という説や、さらには「咲ちゃんががぜん怪しくなった」「実は悠香が生きてたりする?」という声も。予告で映し出された涙をためた二宮は、すべての真相にたどり着き、人々を救うことができるのか、見届けたい。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
▼「CODE-願いの代償-」Hulu番組ページ▼
https://www.hulu.jp/code-japan-the-price-of-wishes
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