最後の1秒まで見逃せない展開に
二宮が市川の話を聞いていると椎名が現れた。CODEアプリをダウンロードし、手に入れた爆弾を自らの体に巻き付けていた椎名は、市川を巻き込んで死ぬつもりだった。
そのときプロフィットのオンライン化が実行され、CODEアプリは削除されていった。勝ち誇ったような顔をした市川。椎名は心中を実行しようとするが、二宮はかつて自分も復讐心にとらわれ、それによって多くの犠牲が出てしまったと説き、諦めずに市川の罪を公にすると告げた。そして、その“願い”を一緒にかなえてくれと諭した。
二宮と椎名は警察に確保されるが、そこで二宮と市川の会話が配信されていたことが分かった。呆然とする市川のスマホに着信があり、CODEのAIによるものだと判明。「プロフィットで私を消そうとしたからです」。そのAIは消滅したが、なんとも皮肉な展開となった。
咲は意識を取り戻し、椎名は収監されながら真相を公にする記事を執筆中、円の息子の手術費用のためのクラウドファンディングは順調…と、その後が描かれた。だが、そこから本当の衝撃が待っていた。
二宮が悠香の墓参り後にクラウドファンディングの報告をスマホで聞いた直後、何者かに銃で撃たれてしまったのだ。そしてスマホが勝手に電話をかけ始めた。CODEが再び動き出したのだ。
願いの代償が復活したのか…。二宮の生死は視聴者にゆだねられたが、CODEを主導するAIの恐ろしさにゾクッとした。これからの時代への警鐘ともいえる。SNSには「嘘でしょ」「最後がショック過ぎる」「AIが人間が操れないほど暴走するのは怖い」「バッドエンドだったけど面白かった」といった声が上がり、「#CODE願いの代償」がトレンド入りして終幕した。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
▼「CODE-願いの代償-」Hulu番組ページ▼
https://www.hulu.jp/code-japan-the-price-of-wishes
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