女優の真木よう子が、9月6日、自身が主演を務める映画「アンダーカレント」と東京・東上野の銭湯、寿湯がコラボレーションした「アンダーカレント湯」オープン記念イベントに登場。イベントでは、銭湯ロケならではの苦労や、「アンダーカレント」への思いを語った。
「アンダーカレント」待望の実写化
原作「アンダーカレント」は、「まるで1本の映画を観ているようだ」と漫画評論家の間や口コミで高く評価され、「漫画界のカンヌ映画祭」と呼ばれるフランス・アングレーム国際漫画祭では、オフィシャルセレクションに選出されるなど国内外から熱狂的な人気を誇る豊田徹也の長編漫画。その人気漫画が、10月6日(金)より待望の映画実写化となる。
本作の公開を記念し、銭湯・寿湯の浴場内の壁画には映画「アンダ―カレント」をイメージしたペンキ絵が描かれた。
真木よう子「調子に乗ってやったら…」
映画「アンダーカレント」の本編からインスパイアされて描かれたペンキ絵を背景に、秋らしい色合いの浴衣姿で登場した真木。「今年は浴衣を着る機会がなかったのでうれしい」とあでやかな浴衣にニッコリ。
真木は、劇中で夫が失踪してしまった銭湯の女主人・かなえを熱演。「撮影は夏でしたが、真冬の設定だったのでボイラー室のシーンは結構暑くてヤバかった。銭湯の掃除は大変だと思いました」と銭湯ロケならではの苦労を明かした。
また、専用プールでの撮影について真木は「自信がありました。まあできるだろうと思った」と余裕の表情だったが、「調子に乗ってやったら鼻に塩素が入って3日間くらい味も匂いもしなかった。しかも脚立に足を引っかけて踏ん張っていたのでキツかった」と身振り手振り振り、撮影当時を振り返っていた。
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