俳優の稲垣吾郎が10月23日、都内で開催された「第36回東京国際映画祭」オープニングイベントのレッドカーペットに登壇した。
皆が覚悟を必要とした作品
同映画祭の「コンペティション」部門に出品の映画「正欲」(11月10日[金]より公開)に出演している稲垣。共演者の新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香と登場し、同映画及び自身の役の見どころについて語った。
あいさつを求められた稲垣は「華やかですね。このような華やかな映画の祭典にお招きいただきありがとうございます」と笑顔を見せ、「出演していた皆が覚悟を必要とした作品だったんですけど、それが報わられる素晴らしい作品に仕上げていただきました。大きなスクリーンで見ていただきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします」と呼び掛けた。
続けて、自身の役の見どころについて「堅物でずっと眉間にしわ寄せていますね。皆さんと対峙していくような役なので、ちょっと嫌なやつに思われるかも」と苦笑。
さらに、他登壇者のことも「皆さん普段からいろいろな映画で活躍されていますが、この映画で初めて見せてくれるような表情をもあるので、楽しんでいただけると思います」と紹介した。
「怪物」も思いやる亀梨和也
また「ガラ・セレクション」部門に出品の映画「怪物の木こり」(12月1[金]より公開)からは、KAT-TUNの亀梨和也、菜々緒、三池崇史監督、怪物が登壇した。
亀梨は「この期間、映画を通じて、皆さんにとっても素敵な時間が流れることを心より願っております」とあいさつ。
共に登壇した怪物が怖いという声に、亀梨は「撮影した時より若干小さくなった印象で…。怪物が重力で縮んでいますね(笑)。怪物さんは視界が悪いと思います。しっかりエスコートするので言ってください」と言い、場を和ませていた。
◆取材・文=大野代樹