公開中の映画「おまえの罪を自白しろ」の裏側を、主演の中島健人と水田伸夫監督が語りつくす副音声コメンタリー上映が、11月3日(金)より開始されることが決定し、サンプル映像が公開された。
映画「おまえの罪を自白しろ」とは
真保裕一による同名の小説を映画化した本作。疑惑を抱える国会議員・宇田清治郎(堤真一)の幼い孫娘が誘拐される。犯人からの要求は身代金ではなく、「明日午後5時までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」という脅迫だった。清治郎の息子で議員秘書を務める宇田晄司(中島)は、家族の命を救うため、前代未聞の大事件に挑む。
副音声コメンタリー上映のサンプルが公開
今回発表された副音声コメンタリー上映では、本作の各シーンの解説や撮影の裏話など、ここでしか聞けない裏話を、中島と水田監督が、石塚慶生プロデューサーの進行で語りつくす。
上映に先駆けて公開されたサンプル映像は、中島演じる晄司が、角野卓造演じる日本新民党の幹事長・木美塚壮助と対面するシーンを切り取ったもの。
政界の大物である木美塚と議員秘書の晄司が対峙する様は手に汗握る緊迫感で溢れている他、それまで誘拐された家族の命を救うため真っすぐに奔走していた晄司が、“政治家の息子”として狡猾な顔をあらわにする本作においても重要な場面であり、中島も「大好き！この近辺のシーンすっごいゾクゾクします」と大興奮ながらに思いを語った。
さらに、このシーンで流れている音楽について、中島は「BGMがいいですよね！オペラ入れたのめちゃくちゃ好きなんだよな～」と語ると、水田監督は「とにかく邦画のサスペンス感は禁止にした」とより臨場感を感じさせるための音楽面でのこだわりを告白。
さらに、角野との芝居について石塚から感想を聞かれた中島は「めっちゃ緊張しました(笑)。怖かった角野さん…。普段優しいんだけど、この日はめっちゃ怖かったんです」と撮影秘話を明かし、水田監督も「本気だった角野さん、すごかった」と現場での圧倒的な存在感を絶賛した。
