醍醐虎汰朗の姿勢に感銘「いつも現場で笑いが起きていました」
――圧倒的なカリスマ性を誇る「斬人」の総長・丹沢を演じる醍醐虎汰朗さんの印象を教えてください。
醍醐さんのシーンの撮影は、いつも現場で笑いが起きていました。毎回、醍醐さんが何を仕掛けてくるかわからないところがあったので、僕も面白おかしくやらせていただきました。台本を読んだだけではあのキャラクターにはならないというか、やっぱり醍醐さんだからこそできる役だなということがお芝居を見ていて伝わってきて、すばらしいなと思いました。
アクションシーンでは、自分がどこでどう入ればいいかということを何度も品川監督とお話されていて、ご自身の中でいろいろと組み立ててやられていたのだと感じました。喋り方だったり、間の取り方だったり、すごく勉強になりました。尊敬しています。
――達也が絆を結ぶことになる暴走族の副総長・要を演じる水上恒司さんの印象はいかがでしたか。
最初にお会いしたときは腰の低い方という印象だったのですが、だんだん「おい、達也!」みたいな感じで要っぽくなっていって。ご自身で意識されて要のように振る舞っていたと思うのですが、撮影の合間も要と達也の関係のように僕をいじってきたので、彼のおかげで自然と関係性を築くことができたんじゃないかなと思っています。
――ヒロイン・千紘を演じる与田祐希さんの印象はいかがでしたか。
与田さんは、常に自然体でいられる方なんじゃないかなと思いました。お芝居について現場で打ち合わせをすることはあまり無かったのですが、与田さんがもともと持っている空気感があったので、こちらも自然体で演じることができました。
――与田さんとの撮影で印象に残っているシーンはありますか。
千紘が達也にビンタをするシーンがあるのですが、ビンタがすごく痛かったです…(笑)。本当に痛がる表情ができたので、ファインプレーでした。
LAPONE ENTERTAINMENT
発売日: 2023/09/20