乃木坂46の4期生であり、野球好きと知られる黒見明香がメジャーリーグベースボール(以下、MLB)の魅力を伝える初冠企画MLB連載「9-6-3のファインプレー!」。乃木坂46の野球好きの久保史緒里・向井葉月・金川紗耶・柴田柚菜と共に結成された「乃木坂野球部」のメンバーであり、「ABEMA BASEBALL SPECIAL SUPPORTER」としてゲスト出演してきた「ABEMA」のMLB中継内では、あらゆる野球データが記載された直筆の通称・黒見ノートが視聴者の間で「レベルが高すぎる」と度々話題になった。
FAの前田健太投手はデトロイト・タイガースと2年総額およそ36億円での移籍が決定するなど、日本人メジャーリーガーの来季の去就も活発化。今回は1年間「ABEMA BASEBALL SPECIAL SUPPORTER」としてMLBを見てきたくろみんが、日本人選手の振り返りと、来期の期待を行います！
＜日本人選手同士の対決がたくさん観られた2023年＞
――2023年シーズンのMLB、黒見さんが印象に残った日本人選手のエピソードを教えてください。
黒見：大谷翔平選手はもちろん、1年目の吉田正尚選手や、千賀滉大選手のプレーも見ていてとても楽しかったです。特に日本人選手同士が試合で戦う際、試合前に挨拶したり談笑したりするときのリラックスした表情が素敵でした。そんな笑顔が試合になると真剣になるのもギャップがいいですよね。
ラーズ・ヌートバー選手と鈴木誠也選手が対戦したとき、お互いが相手の守っている方向にヒットを打つのも面白かったですし、大谷選手が鈴木選手の頭上を越えたホームランを打ったのも、観ていて「どんな思いなんだろう」といろいろなことを想起させられました。
今年はワールドベースボールクラシック（WBC）をはじめ、アジアプロ野球チャンピオンシップなど、日本はかなり若手選手の活躍がすごかったので、世界にその存在を知ってもらういい機会だったのかなと思います。さらにMLBで活躍する選手が出てくると思うと、来年以降も楽しみです。
――2024年はどんなところに注目したいですか？
黒見：まずは、どの選手も怪我なくシーズンを走り切ってほしいなと思います。また選手たちが楽しんで野球をやっている姿を見て、今年以上に野球熱が広がって、野球というスポーツの魅力を知る機会が増えたらいいなと思っています。ベテラン選手はもちろん、若手選手も含めて、新たなスターの登場に期待しています。
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